注意:
櫻葉小説です。苦手な人は回避してください。
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「やった!!!!完成した!!!完成です!!!!!」
ほぼ徹夜に近い状態で
俺は櫻井さんに手伝ってもらいながら
デーツの新メニュー候補を3つ生み出した。
「櫻井さんのおかげです!!!こんなに手伝わせて💦ホントにすみません💦」
「いいえ!僕もすごく楽しかった!ほぼ徹夜で研究なんてしょっちゅうなので、ホント気にしないで!それよりも僕もすっごく嬉しいです!!!!!採用されるかな?されるといいな!」
「オッケーになったらすぐに連絡しますね!!!」
「3つのうち、ひとつでも採用されるといいですね?でももし全部ダメなら、また新しいメニュー開発に僕もまた付き合いますので言ってくださいね!」
「………ふふ…」
「どうかしましたか?」
「櫻井さん……どこまで優しいんですか…?
良い人すぎますって。www」
そう言って笑うと
櫻井さんは静かに見つめながら
ポリポリと頭を掻いた。
「相葉くん……」
「あ、はい。」
「僕のこと本当に優しいと思ってますか?」
「???ええ…もちろん…」
「優しさ……だけで
こんなふうにあなたに接してると思ってますか?」
「え……?」
どういう意味………?
「もちろん…デーツの研究は僕も本当に嬉しいんです。僕の願いでもある事だから。
でも……
そもそも人を探して迎えに行って……
そして無理矢理にでも家に連れてきたりすること自体……
僕は……するようなタイプじゃないんですよ?」
「え……っ」
強く見つめられたあと
突然櫻井さんから手を引かれ……
そうして
強めに……
抱きしめられた。