称名平にある称名滝展示館
バス駐車場の奥、称名滝へ行く流れから外れた場所にある為
富山県民でも入ったことない人は多いような気がします
建屋2階に、称名滝についての展示があるので
本日はその展示内容をご案内
称名滝、落差350m
ハンノキ滝、落差500m
東京タワーがすっぽりと入ってしまう大きさ
海外観光客向け?、自由の女神98mも描かれています
称名滝は7万年で7Km後退
大きな崩落も数年毎に発生し、現在も後退しています
7万年前は立山駅付近に滝壺があったそうです
雪と水流で削り取った岩肌は
悪城の壁という絶壁を作りました
雪解け水や降雨により最大毎秒100tが流れます
上流で地獄谷の強い酸性水を含む為、ph4
その為、生き物には適さない川となっています
4段で流れ落ちる称名滝
3段目の滝壺には、戦時中の電力不足解消の為、取水用の横穴が存在しています
工事は終戦と共に中断となりましたが、工事跡は残っているそうです
称名滝上流、称名廊下V字谷
谷の深さは150m
世界的にも稀な前人未踏と云われる地帯です
で、ドローンってすごいね~、こんな簡単に見えちゃってる
雪と共に削れる山
悪城の壁
標高差500m
この崖の上はアルペンルート高原バスの道です
称名滝が7万年で切り開いた谷
名もない滝が、この日も悪城の壁から流れていました
中部山岳国立公園立山
桂台料金所
美女平へ続くアルペンルートの入り口
一般車は通行できません