大河津分水 | あきべや☆鉄

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大河津分水とは信濃川の新潟平野での氾濫を防ぐために作られた放水路です

構想は江戸時代からあり明治の終わりに工事着手、大正時代に通水が始まりました

海までの障壁だった山を削り、当時東洋一の難工事となったそうです

 

右側が信濃川本流

中央から左へ日本海に向かうのが大河津分水です

 

本放流路完成に伴い、新潟平野の洪水が減少、

流量現象により川幅も狭まり、新たな街の発展への繋がったそうです

 

そんな放流路を作っても自然の猛威からすべて開放出来た訳ではなく

 

昨年の台風19号の時の同堰堤

能力ぎりぎりだったようです

 

いや、正確にはこれでも最大値には能力不足だったようです

(写真は同じく昨年の台風19号)

 

大河津分水路では山岳地域の川幅の狭い部分を拡幅する工事に着手しました

山をさらに削り、100m広げるそうです

 

赤い点線で掘削範囲が描かれています

現在の川幅は180m、それを280mまで広げます

 

目の前の山は無くなります

すでに工事が行われ、山肌が露出しています

 

10年後?

この風景も激変しているのでしょう

 

ということで記録写真集バイバイ

 

対岸の少し川上側には桜並木がありました

この先の風景が変わっていきそうですが・・・

ここから先は工事関係者以外立入り禁止の為、これ以上行けませんでした

 

川幅拡幅に伴い、橋も架け替え

現在はまだSTEP1

STEP3で橋が完成したのち、STEP4では土地を削り放水路に転換しています

 

水の勢いを抑えるための床固も100年の月日により損傷が激しい為、作り直し

写真右下のコンテナのような格子状のモノを川床に埋め込むそうです

 

 

ということを現地に行って、あたしも初めて知りましたバイバイ

 

ただ分水路を見たいなぁ~という単純な理由で来たのですが

展望台があることも知らず、工事が行われていたことも知らず

 

ウインク現地に行けば、色々勉強になります

 

ウインクネット検索じゃなくて、現地で勉強しよう

 

次は信濃川本流との分水部分へ移動です

 

と言っても、現在すでに16時・・・

資料館にはもう間に合いません