こんばんは、akiringです。

梅雨らしくムシムシする名古屋であります。

 

最近HOゲージネタばかりがつづいているので、HOゲージに魂を売ったのではという

声が聞こえてきそうですが売ってませんのでご安心ください。

 

しっかりNゲージもやってます。

今回のネタはコレ。

 

 

旧型国電、それも飯田線であります。

飯田線は鉄道模型を嗜む上で特に中京圏に住んでいれば避けては通れない存在です。

それはちょっと言い過ぎではありますが、軽い気持ちで手を出すと大怪我するのが

飯田線なのであります。

今の言葉で言うなればそれは"沼"、ハマったら大変な事になります。

 

 

今でこそ373系をはじめ快適な乗り心地の車両が走る飯田線でありますが、

ルーツは4社の私鉄でありました。(詳しくはWikipediaを参照)

 

 

飯田線と言えば個人的には119系がイメージ強めであります。

水色に白帯の車両は幼少期の飯田線の主役でありました。

 

 

国鉄が分割民営化しJRが誕生すると、飯田線の車両も東海色に模様替えしました。

 

 

それでも飯田線は何かと趣のレベルが他とは明らかに違っていました。

 

 

1970年代の飯田線はまさに国鉄車両の百貨店のようなろせんだったのであります。

個人的には湘南顔の80系が大好物であります。

 

 

自分が生まれた1977年頃はまだまだ旧型国電が活躍していました。

各地で活躍した旧型国電が飯田線に集結したような、まさに博物館のような状態に。

 

 

主にスカ色(横須賀色)に塗られた旧型国電は趣のレベルが桁違いなのであります。

 

 

飯田線では荷物車も多く活躍していました。

湘南顔が両運転台というクモニ83100形はクモニ830形とは別モノであります。

 

 

自分は世代ではありませんが、昔の記録を拝見するだけで痺れます。

 

 

少し全長が短いクモニ13も痺れずにはいられません。

 

 

そして飯田線と言えばコレ。

流電52系であります。

流電52系は自分が生まれたのとほぼ時を同じくして引退してしまった車両です。

 

 

登場時はこんなお姿でありました。

関西地区で活躍した当時流行った流線形の車体は今見てもカッコイイのであります。

ちなみに実車はリニア鉄道館を含め2車両現存しています。

 

 

ここ最近チョイチョイそんな飯田線の旧型国電を集めていました。

 

 

昔は飯田線の旧型国電車両と言えばグリーンマックスでありました。

しかしキットを組み立て塗装しなくてはならず、ハードルが高かったものです。

後にマイクロエースもいくつか製品化してくれましたが、近年はKATOが製品化。

それもバラエティー豊富なラインナップに感謝しかありません。

 

 

細かな形式や仕様の違いまで的確に再現してくれています。

クモハ52もウチに在籍しているのは2次車でありますが、オデコ部分が違います。

 

 

台車の違いやベンチレーターの違いなど、マニアも唸るこだわりに脱帽です。

 

 

しっかり運用されているところをリアルタイムで見たことがないのに、

ここまで夢中にしてくれる飯田線の旧型国電にはおそらく魔力があります。

 

 

先日ついに探していたクハ47153を1両単品で発掘することができました。

昔は普通に売っていたモノですが、すっかり2万円を超える高値となっています。

それが単品でコッソリ4000円弱で売っていました。

これはもう運命としか思えません。

 

 

感無量であります。♪

 

 

中間車サハを先頭車改造した車両で、平たい顔好きとしては黙ってはいられません。

個人的には永久保存版であります。