こんばんは、akiringです。
名古屋は冷たい雨がつづいています。
例年より桜が早く咲くなんて言っていましたが、どうやらそうでもないようです。
さて、先日こんなニュースが飛び込んできました。
JR東海の211系が三岐鉄道へ。
早速現地へ急行しました。
向かった先は三岐鉄道の中枢である保々駅であります。
早速いました211系であります。
静岡地区で活躍していました3両編成であります。
情報では5編成が三岐鉄道にやって来ているとのこと。
編成番号などはまだ未確認でありますが、この編成はSS2編成でありました。
保々駅の留置線に鎮座する211系に違和感を感じると同時にワクワクします。
JR東海では新型車両315系の導入を進めています。
JR東海発足頃に製造された初期の車両も随時置き換えが進められています。
中央西線では全ての車両が315系に統一されたことで最高時速が130kmに変更。
神領に所属していた313系は多くが静岡地区へ転属されました。
それに押し出されるかたちで廃車となったのが211系であります。
JR東海ではその役目を終えた車両でありますが、地方鉄道にとってはお宝です。
正直なところ個人的には予想が当たったというか夢が現実となった感があります。
ご存知の通り三岐鉄道では現在三重の"西武王国"と言われるだけあって、
使用されている旅客車両は全て西武鉄道から譲渡された車両です。
まるで昭和の西武鉄道を見ているかのような光景が日常でありました。
ついこの前まで静岡地区で活躍していた車両。
車体側面にはオレンジ色のJRマークと車両の住所"静シス"の表記があります。
ステンレス車体は塗装が不要で、塗装ブースなどの設備も不要となります。
3両編成で片側3扉20m車体の211系は、まさに三岐鉄道としては即戦力なのです。
同じ形式を5編成譲り受けることで部品などの共通化も図ることができます。
おそらく車両だけでなく様々な部品も譲渡してもらったのではと思いますが、
今後三岐鉄道では211系が主力として活躍することになると考えられます。
おそらく機器の整備などはそれほど大がかりではないと思われます。
保安機器や幕などを整備して、結構早い時期に運用につくのではと思います。
湘南色の帯は三岐鉄道カラーに変更されるのでしょうか気になります。
また既存の西武鉄道車両の今後の動向が気になるところであります。