こんにちは、akiringです。

きのうの雨が嘘のように晴れました名古屋です。

気温は4月並みとのことで、上着を脱いで仕事をしています。

そんな晴天もどうやら今日だけのようで、明日から再びしばらくは雨のようです。

 

さて、今回のネタはコレ。

 

 

JR西日本の"新快速"であります。

現在新快速を運転しているのはJR西日本とJR東海。

英語表記では西日本が"Special Rapid"で東海が"New Rapid"であります。

 

 

JR西日本の新快速は15分間隔という高頻度で運転され、

米原~網干では12両編成で運転されています。

そんな西日本の新快速には有料座席サービス車両が存在しています。

 

 

有料座席サービスと言えば東急電鉄のQシートが個人的には記憶に新しいですが、

列車の編成中の一部に専用車両を設けて、運賃とは別に料金を徴収することで

確実な着席とサービスを提供するというものであります。

有料座席サービスはその昔JR東海でもやっていました。

今は静岡地区で活躍している313系8000番台を使用した"セントラルライナー"です。

これは編成中の一部の車両ではなく編成全てが有料座席サービスとして運用。

ホームライナーに近い運用でそこそこ好評ではありましたが、

残念ながら現在は廃止されてしまいました。

理由としてはいろいろありましたが、それはまた別の機会にします。

そんな有料座席サービスをJR西日本は新快速に導入しはじめたのであります。

はじめは試験的に223系を改造した車両で導入しました。

なかなか好評だったため、追加で新型車両を導入して運用本数を増やしました。

 

 

新たに新造された車両は225系700番台。

この度TOMIXから製品化されました。

225系100番台をベースとした車両で、4両編成のうち網干側の先頭車1両が

Aシート専用車となっています。

この4両編成は4両全て700番台という形式とされ、単独運用は基本ありません。

8両編成の野洲側に連結されて12両編成の新快速運用で9号車に位置します。

 

 

乗降用ドアは特急車両のような1枚ドアが採用され、窓は片側に寄っています。

車体の塗装も他の車両とは差別化され、窓まわりはブラックアウトされています。

帯は521系によく似た感じとなっています。

 

 

妻面には障害者対応のトイレと車椅子スペースが設けられています。

模型ではTN化に伴い形状は違いますがKATOのキハ85系用床下汚物タンクを流用して

再現してみました。

 

 

Aシート車両以外の3両は100番台と違いはありません。

この700番台4両編成もしくは重連の8両編成で湖西線を試運転した実績はあります。