~前回までのあらすじ~

 

"俺の夏休みを取り返せ"と題して乗り鉄の旅に出かけたakiring。

名古屋から関西本線で亀山駅までやってきました。

亀山駅はJR東海とJR西日本のジャンクション駅であります。

名古屋と関西、そして伊勢方面を結ぶ交通の要所なのであります。

ホームの数そして長さがその昔大勢の人で賑わった名残であります。

 

 

亀山駅から乗車するのはコレ。

JR西日本のキハ120であります。

JR西日本各地のローカル線で活躍している形式で、結構高性能な車両であります。

 

 

乗車した列車は2両編成で、後ろにはラッピング車両が連結されていました。

乗車率は思いのほか多く、座ることができませんでした。

まぁ~そもそも座る気はありませんでしたがね。w

 

 

自分で乗降ドアを開閉できるのは楽しいものです。

 

 

乗降ドア入ってすぐ上にエアコンの吹き出しがあるのは助かります。

 

 

他の乗客の邪魔にならないように最前部を陣取ります。

 

 

結構な数の運賃表がテンションを爆上げしますが、乗車するのは3区間だけ。

 

 

しかしその3区間はとても内容が濃く、1区間が結構長くて見ごたえ充分であります。

関西本線とは名ばかりの鉄分多めな秘境路線なのであります。

 

 

そして到着したのは柘植駅であります。

 

 

柘植駅と言えばこのランプ小屋であります。

出入り口のシャッターは新しいものに交換されていますが、その他はそのまま。

日本の鉄道を語る上でレンガの建造物は欠かすことができません。

 

 

柘植駅では上下線が交換します。

 

 

この柘植駅から乗車するのは再び電車であります。

柘植からは草津線に乗車します。

草津線は電化されていて、関西圏で見かける車両が活躍しています。

乗車したのは大好物の221系であります。

湖西線開業50周年のヘッドマークが貼られています。

 

 

途中駅で223系2500番台と離合しました。

阪和線などで活躍する車両が草津線にも入ってくるんですねぇ。

 

 

貴生川駅では近江鉄道の車両を見かけました。

西武鉄道から譲り受けた車両が活躍していますが、近江鉄道は西武系の会社です。

貴生川駅では信楽高原鉄道とも連絡しています。

 

 

草津駅に到着しました。

草津駅は琵琶湖線(東海道本線)と連絡しています。

結構山岳部などを抜けてきましたが、名古屋からの距離は関西本線と草津線の方が

実は短かったりするのであります。

しかし所要時間で言えば、断然東海道本線の方が本数も多く速いのであります。

草津からは223系1000番台、新快速に乗車であります。

 

 

さすがは西日本の新快速、JR東海の新快速とは違いぶちかましてくれます。

運転席後ろにかぶりついてワクワクドキドキ。

複々線を130㎞で快走します。

 

 

そして一瞬で目的地の大津に到着であります。

この辺りから仕事の電話とメールが引っ切り無しに入りはじめました。

実は柘植駅で乗り換え待ちをしていた時に騒いでいる輩がいるという一報が…

待機してくれている仲間が走ってくれましたが、どうやらおさまらなかった模様。

コールセンターをはじめ関係各位から鬼のように入電がありうんざりであります。

"俺の夏休みを取り返せ"と題しているこの旅に暗雲が立ち込めます…

 

 

大津駅は北緯35°上に位置する駅であります。

 

 

詳しくはコレを読んでください。

 

 

大津駅の上り線ホームにはこんなモニュメントがあります。

写真を撮っていたのは自分だけでありました。

さぁ~仕事の電話とメールが大変なことになってまいりましたが、

この旅ははたしてどうなることやら…

無事に"俺の夏休み"は取り返せるのでしょうか。

 

つづく