こないだ、
英語の授業で、先生と多少の白熱したカンバセイションを巻き起こした。

「外国人は日本にくると、かならずこう云います」
「ニホンジンはヤサシイ」

「先生、これは嘘だとおもいます」

という僕から発した言葉発端だった。

先生は、そんな事はないという。どこの国の人たちよりも優しいと。

「そんなわけねー!」

「メキシコの人たちの方が100万光年やさしい!」

つっかえすが、
先生は、いやいやーそんな事はないという。

先生は云った
「だって、日本人はとてもPoliteです」

僕は聞きました。
「先生、Politeの意味がわかりません。」

先生は日本語が喋れない。
英語でPoliteの意味を教えてくれた。

なるへそなー

「礼儀正しい」

えー!
っていうか先生は、礼儀正しいことを「やさしい」と捉えている。

なるほど、文化も違えば価値観も違うのだなと学ぶ。

先生は云った
「だって日本人はちゃんと列をつくって順番待ちをするでしょ」
「電車だって整列して待つでしょ」

僕は云った
「でも、先生、日本人は電車の中で大声で電話したり、自分の居場所を確保する為に
 肘で相手を攻撃したりします。あと電車の中で飯喰ったり、お酒も飲んだりします。
 公の過ごし方をしらないのが日本人です。先生。」

先生は云った
「いや、そんなことないですよ。私は見た事ないです。」

先生は自転車通勤だと言う事を僕は知っている。

そんな事を話しているうちに、先生は云った
「あー、わかりました。やっと理解できましたよ」

「Nice」と「Kind」の違いです。
先生は優しく云うのでした。

「あなたが云う日本人は"Nice"という事ですね。Kindではなく。」

そうです!!!先生!!!ありがとう!!!

表層的Niceな日本人、ハート、真意からくるKindではない。

「外面良いんですよー!日本人ってー!他人に興味なし!ポーズ作るのは巧いですよ!
 Politeに見えるのは、他人と異なるのが怖いだけなのです。
 そのクセ、他人には全く興味がない。
 最悪なのは、Polite自体も崩壊してきてますから、Politeないわ、他人など関係ないわで、
 日本人は、もうじきすると人間の域を脱しますよ!先生!」

自分が云いたい事を英語で伝えようと頑張る事が、
英語を学ぶ原動力になるのだと感じました。

先生は将来はニューヨークに住みたいと云っていた。

僕もニューヨークに住みたいです。