招かれてはいないが
ドビュッシーの家へ行く
パリ中心から電車に揺られて40分
サンジェルマンオンレイ駅に到着
ここにはドビュッシーの家がある
駅から歩いて数分
あった
ドビュッシーの家だ
ドビッシューの幼少期、
当時、演奏時に着装していた服
家に飾られていた絵など
ドビュッシーの記念館のように
なっていた
結構、日本贔屓だったのね
ドビュッシーって
家の中でウロウロ拝見していると、
知らぬ外国人から声をかけられる
「ドビッシュー好きなのですか?」
「あ、はい」
「どういったところが好きですか?」
「どこから来られたのですか?」
インタビューが始まってしまった
実は
ドビュッシーについて良く知らない(笑)
そしてきちんと聴いたことがない(笑)
私のドビュッシーは
ART OF NOISEが
ドビュッシーをリスペクトして出したアルバムが好きで
要はART OF NOISEが
ドビュッシーを題材にしたから知ってるのであって
もっといえばドビュッシーよりも
ART OF NOISEが好きなのだ
学校で習ったであろうドビュッシーでしょうが
学校なので全然そんな話
聞いちゃいなかった
インタビューは、ほどほどに終わらせたその間際で
ある日本人に出会う
ドビュッシーの家で日本人!
この素敵な出会いに乾杯だ
彼は「田中」君というスペイン在住の日本人(20歳)
ドビュッシーが好きでパリに訪れたそうだ
田中君にもドビュッシーの話を振られたので
そこはすかさず
ART OF NOISEの素敵さを切々と唱えました
「ART OF NOISE のCD買います!」
と
とても素敵な笑顔で応えていました
若い何も知らない青年に
フランス郊外で騙し売りしたような
少し罪悪感にかられました
「俺ん家で、何でART OF NOISEの宣伝してるねん!」
ドビュッシーにも怒られそうです