肉球でポン! -3ページ目

PASCO さつまいもの蒸しパン

9月に入ってから秋らしいパンが並ぶようになりましたね。まだ暑かった10日ほど前のことですが、スーパーで見かけて休日の朝食用に買ってみました。



PASCO さつまいもの蒸しパン (255kcal)





超久しぶりに蒸しパン食べました!


蒸しパンの部分はさつまいもは関係なくて普通の蒸しパンで、上に乗っている糖漬さつまいもダイスでさつまいもの味わいを出しているんですね。


それでもさつまいもをしっかり感じられて美味しかったです。


低カロリーなので安心して食べられます。笑


気が向いたらリピートしてもいいかなという感じです。




ドラマ「終りに見た街」

この前の土曜日にテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアムとして放送されたドラマです。


※多少のネタバレを含みます。すでに放送終了していますが、配信などでこれから観る予定の方はスルーしてください。

脚本:宮藤官九郎、原作:山田太一。

出演は、大泉洋、吉田羊、奥智哉、當真あみ、今泉雄土哉、神木隆之介、西田敏行、橋爪功、勝地涼、三田佳子、堤真一、他。


令和に生きる家族が80年前の昭和19年にタイムスリップして戦時下を生き抜く物語です。


クドカン脚本だしタイムスリップSF好きなので、楽しみに観ました。

そして観終わった後、あまりの結末にしばらく放心してしまいました。


ストーリーの方は、脚本家の田宮太一(大泉洋)が自宅ごと家族とともに昭和19年にタイムスリップ、知り合いの小島敏夫(堤真一)親子とともに、その時代の生活に馴染みながら終戦までをなんとか生きようとする…といった展開です。


序盤はクドカンらしい軽快な会話が繰り広げられて笑える場面も多かったです。タイムスリップ直後は認知症の太一の母(三田佳子)の言ってることが一番頼りになるってのは皮肉でしたね。


なんとかその時代に溶け込み数ヶ月が経ち、表向きは戦時下の生活に馴染みつつも太一、妻のひかり(吉田羊)、敏夫は現代の感覚を維持して内面では軍国主義の日本や戦争を否定しているわけです。ところが、娘・信子(當真あみ)、息子・稔(今泉雄土哉)、敏夫の息子・新也(奥智哉)はいつの間にかすっかり軍国主義に感化されていて、日本を勝たせようと一生懸命になってるんですね。


1年後には戦争に負けて民主化すると頭では理解していても、現実にその時代を生きていたら軍国主義に染まらないと言い切れるのか、空気に流されやすい日本人だけに案外簡単に思想など変わってしまいそうで、ある種の恐ろしさを感じました。特に若い人ほど順応性が高いだけに影響を受けてしまうってことはありそう。だからこそ教育が大切なんでしょうね。


そして昭和20年3月、記録になかった荻窪の空襲をなんとか逃げ延びた後の突如の閃光、からの衝撃の結末。あまりの結末に茫然自失、最初に書いた通りの放心状態…。


原作は未読でどのような結末になるのかは知りませんでしたが、クドカン脚本なので希望の持てる結末だろうと予想していましたが、見事に裏切られました。てっきり最後は無事に現代に戻って戦時中の実体験を生かして終戦80周年記念スペシャルドラマの脚本を書き上げるという展開だと思っていたのですが、全然違いました。


いささか唐突にも思える結末ですが、大抵こういう悲劇は唐突に起きるものだと思うので(唐突に起きないことであれば大抵は回避できると思う)ある意味リアルなのかもしれません。


軍国主義が蔓延ってからでは遅い、戦争が起こってからでは遅い、核ミサイルが飛んできてからでは遅いのです。こういう戦争がまたいつか起こるかもしれない(日本で起こってないだけで世界では起こっているのだが…)、起こさせないためには常日頃から起こさせないように皆が心がけなければならない、そんなことを思いました。


いろいろ考えさせられる、いや、感じさせられる非常に良いドラマでした。

配信などで観れますので、ぜひ多くの人に観てもらいたいです。




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ドラマ「嗤う淑女」(最終感想)

昨日最終回を迎えたドラマ「嗤う淑女」の最終感想です。


※多少のネタバレを含みます。すでに放送終了していますが、配信などでこれから観る予定の方はスルーしてください。



フジテレビ・土ドラ枠で放送。全9話。

出演は、内田理央、松井玲奈、内藤秀一郎、小島藤子、青木さやか、宮田俊哉、円井わん、武田航平 、前田拳太郎、袴田吉彦、大東駿介、他。


稀代の悪女が次々と人を地獄へと陥れていく震撼のサイコ・サスペンスです。


コンサルタント業を営む蒲生美智留(内田理央)が救いを求めてやってくる人々を巧みな言葉で洗脳、「あなたの敵は誰ですか?」と唆して殺人を犯させる物語でした。


美智留は何か目的があって人を破滅させているのか、例えば堕落した人間に制裁を加えているのかとも最初は思いましたが、どうやら悪女というよりもサイコパスらしくて人を陥れること自体が目的だったようです。怖いですね〜


美智留に支配されていた従姉妹の野々宮恭子(松井玲奈)が最後に反旗を翻しましたが、結局は美智留の手のひらで転がされていただけでした。


美智留がついに逮捕されて迎えた最終回、法廷の場面。ドラマの展開的に美智留がこの危機を乗り越え自由の身になると予想しましたが、殺人現場が映った監視カメラ映像を突きつけられてもはや言い逃れできない状況。しかし、まさかまさかの意外な反論を繰り広げて無罪放免!


いや〜、この展開には驚きましたわ!

殺された恭子の顔がずっと映ってなかったので何かあるとは思いましたが、結局そういうことか〜

美智留としては、すべて計画通り、といったところでしょうか…。


ところどころ少々雑だったりややリアリティに欠ける部分もありましたが、そこを含めてこの枠のドラマらしいというか、最後まで飽きることなく面白かったです。特に最終回はサスペンスはこうでなくっちゃって終わり方で大満足な出来でした!




おまけ。


袴田吉彦が演じた宝来弁護士。胡散臭い感じといい、もうドラゴン星川(by「しょせん他人事ですから」)にしか見えなかったんですけど…苦笑 




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