ドラマ「ブラックペアン」 | 肉球でポン!

ドラマ「ブラックペアン」

今夜から夏ドラマとしてシーズン2が放送されるこのドラマ、面白かったらシーズン2を視聴しようという目論見で先週Netflixで観てみました。


※多少のネタバレを含みます。これから観る予定の方はスルーしてください。



 


2018年、TBS日曜劇場、全10話。

出演は、二宮和也、竹内涼真、葵わかな、橋本さとし、神野三鈴、趣里、内村遥、今野浩喜、岡田浩暉、森田甘路、山田悠介、岡崎紗絵、松川尚瑠輝、水谷果穂、原アンナ、丸一太、渋江譲二、志垣太郎、辻萬長、倍賞美津子、加藤綾子、加藤浩次、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽、他。


傲慢な性格と言動で知られる優秀な外科医が同僚たちに実力の差をみせつけながら、外科医の腕を必要としないとされる最新医療機器の導入をめぐる闘いに挑む。

(Netflixのあらすじより)



天才的な腕を持つ外科医・渡海征司郎(二宮和也)が主人公なのですが、これがダークヒーローで人の手術の失敗を助けてやる代わりに金銭を要求したりするんです。


しかしドラマの構図は少々ややこしくて、渡海の上司である東城大学の佐伯教授(内野聖陽)と帝華大学の西崎教授(市川猿之助)の外科学会理事長選の対立、最新医療機器であるスナイプやカエサルの論文執筆のために帝華大から東城大に送り込まれた高階(小泉孝太郎)を交えての最新医療vsメス捌きといった対立を軸にストーリーが進むのです。


渡海は主役ながら序盤はメインストーリーの進行にはあまり関与しないんですが、次第に同じく外科医であった父親が佐伯教授の医療過誤をなすりつけられ失脚した疑惑を追い続けていたことが判明して果たして真相はいかに…。


最後まで観て面白かったことは面白かったのですが、東城大学・佐伯教授vs帝華大学・西崎教授という対立軸と、渡海vs佐伯教授という対立軸、2つの軸があるので感情移入のしどころが難しくてハマったというところまでは行かなかったです。まあまあ普通に面白かったって感じですかね。


最新医療を使用した手術は論文執筆のため、その論文はを理事長選に勝つためのインパクトファクターを増やすためという露骨な権力争いはこの手の医療ドラマではよくある話ですが、実際のところどうなんでしょうね〜?


終盤で竹内涼真演じる研修医が学術誌の編集長に対してここら辺の異常さを吐露してくれたのは溜飲が下がりました。論文というのは人類の知恵を共有するためのものですからそれが権力争いに利用されるというのはダメだと思うんですよね。


日曜劇場らしい仰々しい演出や顔芸対決のオンパレードは見応えはありましたが、スカッとする結末が待っているかと思ったらそれほどでもなくて、爽快感という点では少々物足りなかったです。


というわけで、続編を観てやろうと思う程度には面白かったのでシーズン2を観てみることにします。


さて、そのシーズン2ですが、二宮くんが演じるのは渡海ではなくて瓜二つの別人物のようです。どういう展開になるのでしょうね〜?




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