ドラマ「アキラとあきら」 | 肉球でポン!

ドラマ「アキラとあきら」

もともとはWOWOWで放送されたドラマですが、4月からBS日テレで毎週放送があったので録画して観ていました。先週最終回を迎えました。




2017年、全9話。

出演は、向井理、斎藤工、小泉孝太郎、田中麗奈、賀来賢人、木下ほうか、堀部圭亮、松重豊、瀧本美織、永島敏行、上川隆也、尾美としのり、石丸幹二、他。


ベストセラー作家・池井戸潤の小説をドラマ化。自らの意志で人生を選んできたエリートと、自らの能力で人生を切り開いてきた天才。2人の宿命を描くヒューマンドラマ。

(WOWOWの公式ページより)



80年代後半から90年代、産業中央銀行に入社した階堂彬(向井理)と山崎瑛(斎藤工)がライバルとして苦難を乗り越えていくヒューマンドラマです。


観るまでは2人がライバルとして敵対してお互いを蹴落とそうとする内容かと思ったら全然そうではなくて、お互いに時には協力し励ましあい切磋琢磨しながら成長していく物語でした。


時代を遡って子供時代から様々に交差する人間模様が描かれるのでプチ大河ドラマとでも言えるような壮大さがあってなかなか見応えがありましたわ。


ただところどころざっくりした展開だったのは少々残念でしたが、全9話だと仕方ないのかも…。


顧客を顧みない融資をして失敗した銀行員、無茶な経営計画で失敗した社長、企業のM&Aをリークした不届な銀行員などが出てきますが、彼らが失脚して辛酸を嘗める様などはあまり描かれなかったのはちょっと物足りなく感じました。せっかく木下ほうか、堀部圭亮、羽場裕一と言ったいかにも悪い奴らに見える顔ぶれを揃えていただけに拍子抜けでしたが、まあそういうことを描くのが主眼のドラマではないのでしょう。


最終回、企業を助けようと大胆な融資を提案する山崎に対して儲けにならない融資はしない堅実な不動部長(利重剛)、散々対立してきた2人ですが、山崎の無謀とも言える稟議を実は承認していた不動部長が言った「魔が差した…」には思いがけずウルウルしました。笑


「半沢直樹」も観ていなかったし銀行を舞台にしたドラマって実はあまり観たことがなくて意外に新鮮に観れました。観て良かったですわ。


配信などでも観れますので興味のある方はどうぞ。




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