ドラマ「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」(最終感想)
先週最終回を迎えた「消せない「私」ー復讐の連鎖ー」の最終感想です。
※多少のネタバレを含みます。すでに放送終了していますが、配信などでこれから観る予定の方はスルーしてください。
消せない「私」ー復讐の連鎖ー
日テレ・金曜ドラマDEEP枠で放送。全13話。
出演は、志田彩良、本郷奏多、吉本実憂、片山友希、小日向ゆか、芳村宗治郎、阿佐辰美、中島ひろ子、中山さおり、斉藤陽一郎、柄本時生、他。
高校時代に壮絶ないじめにあった灰原硝子(志田彩良)が時を経て復讐するというドラマ。
日本の復讐ドラマは手ぬるかったり何となく許してめでたしめでたしになったりするのでその点だけが心配でしたが、最後まで苛烈な復讐が実行され復讐相手の4人が悲劇の末路を辿ったのでその点の満足度は高かったです。
硝子に復讐の代償が降りかかる結末は嫌だったので、この結末も個人的には良かったと思います。徳道(本郷奏多)が罪をかぶった形になりましたが、そもそものきっかけは徳道だったし本人も納得してるのでこれで良いのでしょう。
30分枠とはいえ最近では珍しく13話もあったので復讐の過程や復讐に向ける硝子の心持ちがしっかり描かれていたのは良かったですね。
迷惑系配信者を演じた柄本時生はこういうゲスいクズの役をやらせたら右に出る者はいませんね。(←もちろん褒め言葉ですよ!)
復讐モノとしてなかなか面白くて観て良かったです。