ドラマ「不適切にもほどがある!」(最終感想) | 肉球でポン!

ドラマ「不適切にもほどがある!」(最終感想)

先日最終回を迎えた「不適切にもほどがある!」の最終感想です。


※多少のネタバレを含みます。すでに放送終了していますが、配信などでこれから観る予定の方はスルーしてください。




TBS・金曜ドラマ枠で放送。全10話。

出演は、阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、三宅弘城、袴田吉彦、中島歩、山本耕史、古田新太、吉田羊、他。


昭和のダメおやじが令和にタイムスリップするという意識低い系タイムスリップコメディ。


昭和は昭和で令和では考えられないくらいハラスメントだらけだけど人が生きていく上で必要な活力があったし、令和は令和で便利で多様性を認め合える社会になりつつあるけどハラスメントに怯える息苦しさもあるし、それぞれの時代の良し悪しが描かれていていろいろ考えさせられました。


最終回の演歌風ミュージカルで言っていた「寛容が肝要」ってのがこの問題の核心を突いている気がしますね。昭和の方が寛容だったと思っていましたが、大らかな時代ではあったけど必ずしも寛容ではなかったかも…。マイノリティに対してはずっと不寛容だったしね。


と、このドラマを観ているとどうしても昭和と令和のギャップについて深く思考してしまいますが、そんな小難しいことを全く考えなくてもクドカンらしい人情喜劇が繰り広げられて毎週観ていて楽しかったですよ!


え〜と、いろいろありすぎて上手くまとめられないので以下思いつくままに書き綴ります。


タイムスリップ物というと現代と江戸時代とか戦国時代とか100年単位で時間を移動してそのギャップから物語が生まれるのだと思っていましたが、たった38年でもタイムスリップ物が成立することに気が付いたクドカンはやっぱり天才だと再認識しました!


最初は吉田羊の役どころがよく分からなかったのですが、昭和も令和も知っている役ってことで重要な存在でした。演じた吉田羊が非常に良かったですね。さすが平安時代から現在まで時をかける俳優ですわ!笑


純子役の河合優実がメチャクチャはまり役でしたね!有名になる前から一目置いていたので最近のブレークは誇らしくもあります!


「ムッチ先輩」というフレーズが妙に気に入ってしまって、意味もなく「ムッチ先輩」とか「ムッチで〜す!」と呟いてしまいます。(←人に聞かれたらヤバいので一人の時にねw)そして、令和のムッチ先輩が彦摩呂になっていたというのに爆笑!


食べ物は令和の方が美味しいって言ってたけど、本当にそうなのかな〜?昭和61年からの38年間を38年かけて生きているので変化が緩やかすぎて分かりませんわ…笑


全然書き足りない気がするけど、これ以上は記憶があやふやで上手く文章化できないのでここらでお終いにします。記憶が鮮明なうちに小分けに感想を書いておくべきだったと少々後悔しています。


続編は無理だとしてもスペシャルドラマとして1年後くらいにまた観れたら嬉しいですね!




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