映画「 大空港」 | 肉球でポン!

映画「 大空港」

CATVのムービープラスで放送していたのを録画して2週間前の休日に観ました。




1970年、ジョージ・シートン監督作品。

出演は、バート・ランカスター、ディーン・マーティン、ジーン・セバーグ、ジャクリーン・ビセット、ジョージ・ケネディ、他。


アメリカ中西部を30年来の猛吹雪が襲い、リンカーン国際空港では空港の機能維持のため職員らが狂奔していた。吹雪の中、離陸したボーイング707には爆弾を抱いた男が搭乗しており、機長の必死の説得にも関わらず、爆弾は爆発。大きく破損した飛行機内の気圧は急速に低下する。

(ムービープラスのあらすじより)



70年代のパニック映画の走りとも言える航空パニック映画で、その後のエアポートシリーズの第1作にあたる作品です。


子供の頃にテレビで観たことがあるので多分今回が2回目の鑑賞になります。


空港職員の働きぶりや人間模様が中心に描かれていて、ジャンボジェット機が小型自家用機と衝突したり海底に沈んだりコンコルドが雪山に突っ込んだりといったその後のシリーズで描かれた派手な危機に比べるとかなり地味な印象がします。「大空港」(原題はAIRPORT)のタイトルの通り終盤の爆弾事件以外は空港が舞台ですしね。


だからと言って地味だからダメだということではなくて、むしろヒューマンストーリーだからこそ物語に奥行きが出て今観ても十分面白い作品になっているような気がします。もっとも地味であるがゆえに子供の頃に観た印象はエアポートシリーズの中で一番薄くてあまり覚えていなかったんですがね…苦笑


それにしても機内に爆弾を持ち込むなんてセキュリティが厳しい現在だったらまず不可能でしょうね〜笑

あと無賃搭乗する年配女性が出てきますが、これも今のシステムだったらほぼほぼ有り得ないんじゃないですかね〜


50年以上前の作品で時代を感じさせる映画ではありますが、陳腐になりかねない特撮に頼ってないしヒューマンストーリー&お仕事映画としてなかなか見応えがありますので、興味がある方はご覧になってみてください。




最近見た映画はこれ

 

Ameba映画部