ドキュメンタリー「殺人鬼との対談: ジェフリー・ダーマーの場合」
以前観た海外ドラマ「ダーマー」に関連したドキュメンタリーをこの前の3連休にNetflixで観てみました。
2022年、全3話。製作総指揮ジョー・バーリンジャー。
連続殺人犯ジェフリー・ダーマーが、自ら犯した17件の残虐極まりない犯罪について赤裸々に告白。録音テープの音声を交え、異様な心理の闇をつぶさに検証していく。
(Netflixのあらすじより)
ドラマが実録物でほぼほぼ実話に基づいていたので、特に目新しいこともなくドラマの内容をおさらいするような感覚で観ていました。
それでもドラマで描かれていた以上に残虐な所業があったことを知って結構衝撃的でしたわ。
録音テープの音声を中心に構成されているので映像的にはイメージ映像的なものも多くてその点は少々物足りなかったかな…。
大量殺人、死体損壊、食人などここに書くのも憚れるような常軌を逸した犯行の数々、ミルウォーキーの食人鬼と呼ばれた犯人の異常性もさることながら、人種差別や性的マイノリティ、警察の怠慢と隠蔽体質などの問題が絡んでいることがこの事件を興味深いものにしているように思います。
知れば知るほどもっと深く知りたくなりますね…。
とはいうものの、社会問題への興味はともかく犯人の異常性や狂気に満ちた犯罪行為についてあまり興味本位でのめり込むのは止めておきましょう。
自戒の念を込めて。「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」