ドラマ「さまよう刃」 | 肉球でポン!

ドラマ「さまよう刃」

東野圭吾原作のこのドラマ、1月にNetflixで観ました。もともとはWOWOWで放送されたドラマです。

 

 

 

2021年、全6話。

出演は、竹野内豊、石田ゆり子、國村隼、三浦貴大、古舘寛治、瀧内公美、井上瑞稀、本田博太郎、他。

 

亡き妻から託された大切な娘を殺された父は怒りと絶望に震え、犯人の未成年を殺害。やがて男は身を潜めながら共犯の少年を追い始め、世論を騒然とさせる復讐(ふくしゅう)劇が幕を開ける。

(Netflixのあらすじより)

 

 

娘を殺された父親が犯人に復讐するというと大体はバイオレンスアクションになるところですが、東野圭吾の小説が原作だけあってこのドラマは違います。娘が殺された事件に始まり父親が犯人の一人を殺害するに至る過程、父親の心理と捜査する側の刑事の心情などが丁寧に描かれたサスペンスになっていて非常に見応えがありました。

 

妻を亡くしたサラリーマンの長峰重樹(竹野内豊)は一人娘で高校生の絵摩(河合優実)と仲良く暮らしていたが、ある日絵摩が不良グループに拉致され凌辱された挙句に殺されてしまう。捜査の状況を詳しく教えてもらえない長峰は警察に不信感を持つが、そんな折に犯人の少年の名前と住所を伝えるメールが届く。長峰がその住所のアパートの部屋に入り込むと帰ってきた共犯者の少年と鉢合わせてしまい殺してしまう。主犯の少年を追う長峰は少年殺害の容疑者として指名手配されマスコミにも大きく取り上げられる…。

 

過去に息子を亡くした経験から長峰に同情し協力する女性(石田ゆり子)、主犯の少年に従属する少年(井上瑞稀)、週刊誌の記者(瀧内公美)なども絡んできて、最後までどういう結末になるのか手に汗握りながら観ましたよ。

 

それにしても、身内を殺されたら自分の手で復讐をと誰もが考えそうな気がしますが、意外にそういう事件が実際に起こらないのは日本の警察が優秀だからでしょうか、それとも自制心が働くからでしょうか。

 

最後の方で長峰に犯人の情報を伝えていたのが意外な人物ということが示唆されてこれは衝撃でしたわ。

いろいろと考えさせられるドラマでもありました。

 

後から気がついたのですが、同じ原作の映画版もあるんですね。Netflixでこちらも配信されているので観てみたいところです。

 

 

 

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