
ドラマ「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」
しばらく前にNetflixのマイリストに入れておいたこのドラマ、先日観てみました。
2022年、全8話。原作・制作:ギレルモ・デル・トロ。
出演は、ティム・ブレイク・ネルソン、セバスチャン・ロッシェ、エルピディア・カリーロ、他。
奇妙な悪夢から紡ぎ出される、8つの恐ろしい物語。背筋も凍るような恐怖を美しいビジュアルで描く、ギレルモ・デル・トロのホラーコレクション。
(Netflixのあらすじより)
オムニバス形式のホラードラマです。各話1時間程度。
どの作品も恐ろしくて面白かったのですが、特に気に入った3作品のあらすじと感想を簡単に書いておきます。
第3話「解剖」
森の中で見つかった遺体の捜査にあたるベテラン保安官は、古くからの友人である検視官に連絡をとり、一連の奇妙な出来事の真相解明を依頼する。(Netflixのあらすじより)
ざっくり言えば「遊星からの物体X」みたいな話。(←だいぶ違うけどね…)
検死官の勇気ある驚くべき行動が判明する結末が衝撃的!
第4話「外見」
人付き合いが苦手なステイシーは、職場に溶け込むためにちまたで人気のローションを試してみることに。肌に合わないローションを使い続けるうちに、彼女の身に思わぬ変化が起こり始める。(Netflixのあらすじより)
他のエピソードがどれも暗く重苦しい雰囲気なのに対して本作だけは明るい雰囲気。それだけに恐ろしい出来事とのギャップがエグいかも…。
結末も明るく楽しいハッピーエンドっぽい雰囲気なんだけど、いやいやハッピーエンドのはずないよね〜
第7話「観覧」
謎めいた大富豪の邸宅に招かれた、それぞれ異なる才能をもつ4人の男女。一生に一度の経験ができるという話だが、彼らの好奇心が恐怖へと変わるのにそう時間はかからなかった。(Netflixのあらすじより)
ストーリー自体はそれほど大したことはないものの、1979年という設定で映像も80年代ホラーの雰囲気がプンプンだだよってくるので、ホラー好きの方は一見の価値あり!
異形の怪物もあえて特撮っぽくしたのかな?(特撮風CG?)
全体的には悪魔や怪物が出てくるオカルト系の話が多くて、 それはそれでそれなりに怖くて面白いのですが、キリスト教的宗教観に疎い自分は本当の怖さが理解できないためかイマイチしっくりこないんですわ…。そんな中で上記3作品は宗教観とは無関係なので素直に楽しめました。
ホラー好きの方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
余談ですが、第6話「魔女の家での夢」にハリポタのロン役のルパート・グリントが主役で出演していますのでハリポタファンの方々は観てみるのも一興ですよ!