中学1年の頃、初めて兄貴の部屋から流れてきたCOOLS。
すぐに夢中になった。
小学生までアイドル、歌謡曲ばかり聞いていたのが
中学1年で急に洋楽邦楽問わずロックを聴くようになった。
それは兄貴ともう一人、タケシという同級生の影響だった。
タケシは2つ3つ上に高校生の姉ちゃんと兄ちゃんがいてやたら情報が早いし
レコード、カセットテープも沢山持ってる友達だった。
いつも色んな音楽をダビングしてもらっていた。
その中にクールスがあった。
まず兄貴の部屋で鳴っていたクールスを全部ダビングしてもらった。
舘ひろしの第1期クールス。一発で好きになった。
少し自分が大人になった感覚だった。
当時はキャロルよりもクールスが好きだった。ブラックキャッツよりもクールスが好きだった。
でもブラックキャッツはその1年後にHEAT WAVEが出て
僕は『もう一度だけランデブー』にノックアウトされるんだけどね。
第2期クールスも好きだった。
『THE COOL』や先週紹介した山下達郎さんがプロデュースした
『NEW YOURK CITY N.Y』も好きだった。
そして中2の時に初めて聴いたのが第3期の『OLDIES SPECIAL』だった。
第3期クールスのボーカルは一海さんと横山剣さんだった。
中でも『LA・LA MEANS I LOVE YOU』に痺れた。
このファルセットのヴォーカルは剣さんだ。
『ワンダフルワールド』のヴォーカルも勿論素晴らしいんだけど、この『LA・LA MEANS I LOVE YOU』には
当時21才と思えない剣さんのヴォーカルに味わいとセクシーさがある。
これを聞いたのは中2の頃だから当然まだ僕はサムクックの原曲も知らないし、THE DELFONICSも知らない。
でも原曲を聴いた後も原曲にも勝るとも劣らない出来なのは本当に素晴らしい。
ここにクールスの凄さがある。
剣さんはこの『OLDIES SPECIAL』の前のアルバム『Changelings』から21才で加入。
そしてそのアルバムで名曲『シンデレラ・リバティ』を作曲して自ら歌っている。
昔、一度だけ電話で何故か剣さんと話したことがあるんだけど
『初めまして!SIDE-ONEのアキラと申します!』
『イイ〜〜ネ!』
って言われた記憶がある。笑
COOLSを脱退した後の剣さんは『ダック・テールズ』『ZAZOU』を経て
SIDE-ONEと同じ1997年に『クレイジーケンバンド』でデビューをするのである。
その後の活躍は知っての通りだ。
今年結成25周年を迎えるクレイジーケンバンドの通算22枚目のニューアルバム
『樹影』が8月3日に発売されますのでぜひチェックしてみてね!!
というわけで今週7/18(月)のTOKYO854くるめラおはよう854は
クレイジーケンバンドの『GT』を紹介いたしました!!
そして一点皆様にご報告とお詫びがあります!!
7月25日(月)に予定しておりましたTOKYO854くるめラの生ゲスト出演ですが
コロナ感染拡大のため8月に延期することになりました!
本当に何度も出る出る詐欺ですいません!!
また8月日程と詳細は決まり次第UPしますので引き続きよろしくお願いいたします!!
そんなバタバタなこの頃ですがまた来週もいい曲、いいバンドを紹介していきますので
TOKYO854くるめラ「おはよう854」毎週月曜日9:00〜11:00は是非聴いてね。
このアプリでリアルタイム視聴出来るのとメッセージも送れるので是非活用してね!!