ゆかりんです!
今日は自分のセクシュアリティ、
ノンセクシュアルについてお話したいと思います。
生まれてこの方、ずーっと黙っていたことを
急にカミングアウトするのは勇気が要りました
が、いわゆる「通常」の性の概念を持つ方と接する場合、
世間的な感覚を押し付けられるたびに
かなりの苦痛を感じてきたため、
スピを全面に押し出すようにしてからは
これも個性のひとつと開き直り、
正直なところを伝えることにしようと決心しました
ハートチャクラが開いた話では割愛しましたが、
何を隠そうハイヤーと繋がった時に
「同じ悩みを共有する人たちに発信せよ」
とのメッセージを受けたのです
果たして自分にそんなこと出来るかな?🙄
と思いつつ、同じ悩みで苦しんでいる人を思ったら
何だか涙が止まらなくなってしまい
「伝えるぞ〜!」と決心してから
半年以上経ってしまいましたが
今回はハイヤーとの約束の、記念すべき一回め
今まで生きづらかったことと、
ノンセクの方のブログの一言
で救われたことをお話します。
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<ノンセクシュアルとは?>
非性愛(ひせいあい)とは、他者に対しての恋愛感情は有り得たとしても、恒久的に他人への性的欲求を持たないことをいう。 非性愛の性質を持っている人のことを非性愛者、またはノンセクシュアルという。略称としてノンセクともいう。”
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平たく言えば
「恋愛感情はあり得るが、
他者への性的欲求がない」
者のこと。
違和感を感じたのは、高校生の頃。
異性や恋愛に興味を持つ子はどんどん経験することが
ステータスのようになっていた時代を生きてきました。
ティーン向けの雑誌にもちょっとHな恋愛話が踊ります。
また、性に関する娯楽は
過激な恋愛漫画(小学生の手にも届く範囲)から
風俗に至るまで、ありとあらゆるところに蔓延していましたが、
当然ながら全く興味をひかれることはありませんでした。
身近なところでは妊娠をキッカケに
高校を中退した子がいたときに、
どうしてそういうことが出来たのか、
理解できずに混乱するばかり。
この頃はまだ
自分が「子供だ」という思い
があった気がしますが、大人になるにつれ
周囲との価値観のズレ・違和感は大きくなり、
性に関してコドモという言い訳が
使えなくなっていきました。
学生時代、今の主人と
お付き合いをすることになった時は
「わたし男性恐怖症の気があって、
そういうことが出来ないかも知れないよ」
という前提で付き合い出しました。
(余談。実際幼い頃に下半身露出の変質者に追われたり、
同じ痴漢に何度もターゲットにされたりしたので、
男性恐怖症だと半ば本気で思い込んでおりました。
まぁスピ的に言えば全部自分で起こしてるんですけども)
ですが、他者に性的な感情を抱かないという感覚が
一体何なのか、この時もわかっていませんでした。
話は少し逸れます。
あらすじや設定などは全部忘れてしまいましたが、
専門学生の頃、
村上春樹の「スプートニクの恋人」を
読みました。
その中のワンシーン、
とあるノンセク的なセリフを言う女性の心情に、
妙に自分を重ねたことがあったのを覚えています。
「そうそうそう!
性的な気持ちを向けられても
応えられないよね〜〜!!」と、
初めて自分の思うところを代弁してもらえたような、
でも未来永劫このままだったらどうしよう、
と漠然と不安になるような、
何ともいえない気分を味わいました。
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さて、わたしは一応既婚者です。
夫は前述のとおり学生時代の同級生で、
今も気のおけない友人の延長のような関係です。
しかし、彼の場合は至ってノーマルなため、
付き合いたての頃は何とかしようと
躍起になっていた部分はありました😂
こちらもこちらで応えようとしてきましたが
どう足掻いても無理でした…
スキンシップは苦手な方ですが、
好きな相手なので喜んで手は繋ぐし腕も組みます
ですが、その先が苦行でしかない
彼とはよく話し合い、壮年の熟年夫婦か!
という感じの落ち着いたお付き合いは続きます。
そして9年前の話へ。
彼が遠くへ転勤になる時にプロポーズをされ、
一緒に暮らすようになるも
やはり「普通」の感覚にはなれず、
妻として相手をしてあげられない罪悪感が
じわじわと募っていきました。
この非常にハッキリしない、
胸くそな感覚と同居しながら
自分の内側から目を逸らし続け、
7年近くも不安の中で過ごしてきました。
また、彼の方もそれまではわたしが
「恐怖症から極端に身持ちが固いだけ」
だと思っていたフシも(ほんの若干)あり。
玉砕覚悟でちょっかいを出されるも
案の定こちらが拒絶するため、
お互い嫌な気分に陥ることも
かつてこの温度差に、
とてつもないストレスを感じていました。
彼がそういった行動に出ることはごく稀でしたが、
結局は相手に我慢をさせている状態で、
完全な友情結婚として
成り立っていたわけではなかったのだと、
痛感させられたからです。
女であることに価値を求めるならば、
自分以上に無価値な存在はいないという
無力感を突きつけられる瞬間でした。
ところが一昨年、とあるブログとの出会いが
この価値観を一掃します。
それは、【アラサー女のノンセクブログ】さんの文章。
「あ、わたしって
ノンセクシュアルだったのか!」
という理解が一気にストンと落ちて来て、
「あなたは1人じゃない」
という最後の一文に、とてつもない
あたたかさと力強さを感じ、
ボロボロと涙がこぼれました
奇しくもこの記事が書かれた数日後に
読ませていただくことになったのですが、
発信してくださって
本当にありがとうございます
感謝の気持ちでいっぱいです😭🙏
届かないとは承知の上で、
この場を借りてお礼を申し上げます…!
この際離婚することになってもいいと腹を括り、
すぐに彼に相談することにしました。
すると「(ノンセクって単語は知らなかったけど)
そうだと思ってたよ」でなければプロポーズはしていない、
と、あっさり認めてくれた上に
「個性でしょ」と言ってくれました。
こいつ、神か…!
ちょっかいに関していえば彼も人間なので。
「あわよくば」的な感じのところはあったにしろ、
それ以来、お互い自然体でいられて
わたしも変に警戒することもなく過ごせています
ほんの時々、彼がそういった行動に出ていたことに関して言えば、
ハイヤーが「早よカミングアウトして楽になんなさいよ」と
背中を押してくれていたからなんだろうなぁと思っています。
そして、これだけは声を大にして言いたい📣📣📣
あなたは異常じゃないよ。
同じ感覚の人だって
探せば結構いるよ!
だからどうか、
「性行為がしたくない、出来ない」という気持ちを
無理やり捻じ曲げてしまわないでください。
愛と性欲は別物。
あなたに行為を強要したり、
傷つけるような言葉を口にしたりする人は
どんなに社会的に素晴らしいと
評価されている人だとしても、
パートナーとしてふさわしくありません。
その人は、価値観や波動、エネルギーが
そもそもあなたとは異なる人。
好きになった相手との価値観の溝はしんどいし、
性的欲求がないのは人間として不十分じゃないかと、
今の社会での生きにくさを感じることはあるかもしれない。
でもそれってブレッブレの
「ノンセクシャルな自分なんて…」
と嘆く他人軸を、
自分軸に戻すチャンスだったりします
この世界、自分のフィーリングが一番大事。
だってそれを経験するために地球に来たんです。
あなただけに与えられた感性と、
今後の人生について、
深ーく考えるための大切な機会
わたしは離婚覚悟、玉砕覚悟で真実をパートナーに伝え、
今は心から平穏な生活を送れています。
セクシュアリティも丸ごと認めてくれる人こそ
あなたを本当に愛している人
と捉えることも出来ますし、
最高のリトマス試験紙だと思って
この個性に胸を張ろうじゃありませんか
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さて、スピ業界では「性」も重要なファクター。
「ノンセクなわたしなんて!」モードを
発動させていたスピに飛び込んだばかりの頃から、
「個性じゃい!(ふんぞり)」モードの
最近に至るまでの捉え方の変化なども
書いていきたいと思います。
(いつになるかな〜😂)
ではでは〜〜🙌