「花燃ゆ」追走番組が好調です。何を持って好調というのか?「花燃ゆ」自体は低視聴率に喘ぎ苦しんでるのにねえ?、しかし好調なんです。官兵衛追走から1年2ヶ月、やっと追走番組の基本モデルが見えてきています。

 今回は「対決!!で描く人間ドラマ」がテーマ。
 「花燃ゆ」のほうは「熱血先生、誕生」です。

そして「花燃ゆ」第8回をじっくりと見ると対決の構図でドラマステージに次々と上がってくる若き獅子たちやそのバックで暗躍する権力者たちの動きが見えます。ここも対決です。よく言われる代理戦争?の様相もありますが、松下村塾のほうはそんな権力者の動きとはかけ離れたところで誠の世界が極められていきます。

 それはカリスマ吉田松陰の存在が頑としてあるからです。

 死をも恐れない松陰の動きを「熱血先生、誕生」とNHKはタイトルにしたのですが、追走番組はさらに深読みして「対決!!で描く人間ドラ」をプロレス仕立てで表現していきます。プ女子・用松とリングサイド解説の吉田、そしてわたくしこと元々プロレス少年?!岸本がコーディネートして実現したアッという間のトリオ企画です。

 しかもプロレスこそテレビです。テレビはプロレスです。現在放送当日の2/28(土)AM4:00です、そしてやっと今しがた構成案を書きました。朝目が覚めるとびっくり!!の用松プ女子の顔が浮かびます。リングサイド解説吉田の超多忙の中での即興解説も楽しみです。

 さて、こういう追走番組がごくごく普通になってきています。こんな醍醐味を味わえるのは大河ドラマ追走番組ならでは!!という話ですが、実は大河ドラマ追走番組は本来バラエティ番組を目指しています。どんな切り口でも可能な番組展開、そして参戦の仕方も八百万(やおよろず)です。いろいろあっていい。幕末はプロレスだ!!お楽しみに。