
竹地区の自称百姓の清煕さんがテレビ朝日の新番組に近日登場します。番組は「美味しい百景」、まだ関東、近畿など都市部だけだそうですがBS朝日では東峰村でも見えるそうです。ただし衛星放送の契約が無いととうほうTVだけの契約なら見れません。
美しい風景の近くに住む人の美味しい食を紹介する番組のようです。ディレクターは制作会社のまだ若手でわたしが数人取材候補者を紹介しましたが了解を取れなかったということで御大の出番となりました。日田彦山線の眼鏡橋が美しい風景で美味しいものは柚子胡椒にになりそうです。
眼鏡橋の話をうかがっていると清煕さんの幼少の頃からの苦労の連続がこちらに伝わり、いつか清煕ドキュメンタリーを、と考え昨年も田んぼの水涸れ、稲刈り、珍しい初盆踊りなど色々と取材してますが一本の糸で清煕さんの人生に線がひかれた様な感じがしました。時々一緒に吞んでますが話はバラバラに聞いてるのであらためて突っ込んで聞いていると子どもの頃から苦労の多かった人生が垣間見えました。
実はテレビ朝日の番組にはそんなに詳しい話はいらないはずですが、ついついわたしの取材が深くなりすぎましたので途中で引き上げて熊本に向かいました。開局以来2年8ヶ月、最近こうやって色々な方の話を伺っているとお一人お一人のドキュメンタリーになるように色々な場面で取材が行き届いているのがよくわかります。
仕方ないことですが取材の多い人、少ない人がありますから集落で住民ディレクターを育成し、自分たちで取材をしておく態勢ができれば本当に一人一人のドキュメンタリーが完成します。今の小学生たちはきっと成人式を迎える頃は20年の映像成長記録が作られるようになっています。