
ちょうど2年ほど前でした。総務省に地域情報化アドバイザー制度というのがあってわたしもその一員ですがその集まりが総務省でありました。その場で提案したことがあります。地域の情報化をすすめることで地域活性化に貢献しようとするお仲間が全国にこれだけ多くいるので皆で情報受発信の実戦型プラットフォームを創りましょう!と。集まったアドバイザ―の皆さんは自分の地域で多くの人脈を持ってらっしゃるはずだからその人脈を一気通貫するネットワークをつなぎ知恵を出し合い、課題解決する場を創りましょう、と。わたしの記憶では当時は今ひとつ反応がありませんでした・・・。
そして少しして総務大臣懇談会でICT利活用による地域活性化策を提案して欲しいとの依頼がありメンバーとして毎月総務省に通いました。そうこうしているうちに東日本に3.11が起こり、この国は大混乱に陥りました。しばらく開催されませんでしたが大臣懇談会が再開するやいなやわたしはとうほうTVで活躍する住民ディレクターのノウハウが被災時に最も有効に生かされることを数回に渡ってプレゼンしました。その代表人物がスクールバスの運転手で相当変わり者の伯夫さんでした。
しつこくプレゼンしたおかげか?!最終的に大臣懇談会の報告書にICT利活用人材として「住民ディレクター」を推奨していただき、文章に銘記されました。その後、各所に提案は続けましたがなかなか動きは見えなかったので「これは自前でやるしかない」と急遽設立したのが(社)八百万人です。そして現在(社)八百万人のお仲間で地域情報化アドバイザ―の集まりの時や、総務大臣懇談会で提案していた一つ一つを実践しています。その大元はとうほうTVのノウハウと東峰村民の人の心を大切にする暮らし方です。
1月22日に総務省で1年ぶりにこの地域情報化アドバイザ―が全国から集結します。ここでわたしはこの2年間のとうほうTVと八百万人の実践と実戦、その成果をしっかりと報告してきます。志高き全国のお仲間との再会で何が起こるのか?!非常に楽しみです。
@写真は(社)八百万人(やおよろずびと:通称はっぴゃくまんにん)で東日本を支援する全国30元中継のネットワーク図。