岩屋まつりの5元中継を裏方で支えてくれたのは一昨年の10月に下関の造船会社を退職し、起業家修行にやってきた「28君」こと高橋弘展くんです。プリズム長屋に住み込んで1年5ヶ月、地域づくりや放送とは無縁の船の設計士だったんですが現場、実践、実戦だらけの岸本塾に朝から晩までどっぷりと浸かって鍛錬しました。

 今回はわたしのテレビ局時代の放送技術のプロ二人とNPOの技術担当一人を従えて?!見事に5元中継の技術チーフをやってのけました。先に書いた岩屋まつり会場や今回の技術的なプランや総合管理は高椅君が全部自力でやりました。1年5ヶ月の間に実に様々な現場を踏み、わたしの基本型であるオールインワンを身につけてきました。ディレクター、カメラマン、AD、タイムキーパー・・・と全ての役割を体験してきました。

 そして焼酎呑み、ご近所付き合い、最近は後輩になる村の青年の指導までやっています。住民票も移し消防団員でもあります。厨房で食事も作りまさに生活全般型住民ディレクターです。技術が得意なのでわたし以上にトータルな住民ディレクターになっていくでしょう。一番大事な経営はいよいよこれからが本番ですが勿論ずっと自らのお金を元手に経営手腕も磨いています。高椅君はこれからの時代の若手起業家のモデルになるでしょう。

@左に座っているのが高椅君。何やら黙考中。

@岸本塾は明後日からこちらで