
高倉健さんが小学校の頃にここ東峰村(当時は宝珠山)に遊びに来ていたという話は常設の高倉健さんのポスター展に伺った時に知りました。
元々はここも炭坑があったのですが幹部のための厚生施設があったのです。いぶき館として今は復元していますが高倉健さんは父上が幹部だったので子どもの頃一緒に遊びに来ていました。健さんの映画を思い起こすような幼少時代ですが村を歩いていると健さんが半ズボンにランニングシャツ姿で虫取り網をもって走り回っている光景が浮かびます。
団塊の世代からすると男の生き方の象徴であった健さん、我々世代は少し後ですがやはり男は黙って・・・、という姿は共感します。東峰村で知らず知らず映画の世界が繋がっていくように感じるこのごろですが人間の肉体が力を持った時代のいい意味での復活が今来ている感じです。健さんは屈強な肉体とシャイな精神が一体となった男としてあの時代に登場したヒーローでしょう。東峰村にご縁があるのがわたしにはとても楽しいことです。