
「アマ・プロ融合の時代へ」を総合テーマに第30回地方の時代映像祭にて「住民ディレクターワークショップ」を行います。地方の時代映像祭とわたしの関わりは八百万人紀行に書いていますのでぜひそちらをご一読ください。
アマ、プロというのは「映像祭」という場から考えると住民ディレクターは映像やメディアのアマチュアでテレビ局や制作会社はプロです。逆に「日常生活」の場からみれば住民ディレクターは生活のプロです。スクールバスの運転手さん、農家、窯元の奥さん、食堂経営者・・などなど。一方番組制作者はひいき目にみても生活の素人とは言いませんがプロとは言いがたいのが実情です。
生活はしているはずですが仕事の性格上ほとんどまっとうな生活はなくて日々の放送や番組制作に追われコンビニ弁当、コーヒー、タバコ、酒、徹夜、どこそこでのうたた寝、深い付き合いはないけれど膨大な名刺の束、などとすっかり仲良しになってしまって豊かな生活から最も遠いところにいるはずです。そう断定するのはわたしがテレビ局時代にまさにそういう生活だったからですが少しは事情が変わっているでしょうか?
ま、ここはそういう前提で話をすすめますがそういう意味で「生活のプロであり映像のアマ」である住民ディレクターと「映像のプロであり生活のアマ」の番組制作者とが同じ土俵に上がって五分と五分の関係で仲良く連携できる時代が来たということです。ただ「来た」と言ってもまだきちんとそれが出来ているわけではないのでそこを模索する場が今回のワークショップ「地域を変える住民ディレクター」です。全国の実戦の数々が手に取るようにわかるはずですよ。ぜひ会場に足をお運びください。
11月21日(日)13:30-17:00 関西大学100周年記念会館にて。入場無料です。
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