山口・九州から来られた7人の訪問者は東京に本拠地がある起業を目指す方々のための人材養成塾の塾生さん、OBの方々です。一人の方がお母さんがIターンで、ある地域に住まれたことから地域支援、情報発信のことを考えているうちに住民ディレクターに繋がったようでした。下関に住む高橋さんですが高橋さんの呼びかけで6人の方々が一緒に来られました。

 今回は住民ディレクターについて、とうほうTVについて直接話を聞きたいということでした。土曜日であったことや住民ディレクターの皆さんが不在だったこともあってわがプリズム事務所で対応しました。プロフィールは皆さんそれぞれですがITの開発や現在の仕事で市民活動を支援されている方、行政の中で動いておられる方等様々です。塾生でありOBなのでそれぞれに自分のミッションを求められているようです。

 最近は現場で実践することを優先し人前で話すことは避けてきたのですが久しぶりにお話しして表現することの大切さを感じました。特に今回のみなさんは自分がやるよりも他者の地域支援を目指す方が多かったので支援ということの実践方法、支援も当事者である必要性等をテレビ局時代からやってきたこと、今、東峰村に住んでいる理由等をお話ししました。とーほーTVの番組制作の現場のメイキングをお見せすると皆さんの想像以上に東峰村の現状、課題、解決策、そしてわたしが住んでいる理由を理解してもらったと感じました。

 響き合う関係を強く感じました。メディアを作ることや発信をすることを中心に考えている方々にはなかなか伝わらない地域活動の肌触りが今回の皆さんにはよく伝わる手応えがありました。「番組はオマケ」という住民ディレクターの目指すところを短時間でとてもよく理解していただけました。その上でさらに今の時代は住民ディレクターの発信そのものがビジネスになることもしっかりと伝わりました。
 乗り換えですのでまずはここまで。本日移動中です。