京都は一日いるだけで日本の歴史に次々と出会います。昨日までは歩き回れませんでしたが今日はよく一人歩きしました。昼頃からですが振り返ると、聖徳太子、木曾義仲、崇峻天皇、栄西、道元、一遍上人、菅原道真、スサノオ、秦氏、夢窓疎石・・、もう忘れましたが次々と出会うので興味があった人物しか記憶に残っていないかも知れません。それにしても日本の歴史がぐっと身近に感じられるだけでなくその縁があるお菓子屋さんや着物屋さん、なにしろ一遍上人と着物の生地も関係があったようですし、無名の坊さんと名菓八つ橋の物語など面白い話が一気に入ってきました。

 よく最近まちごと美術館とか博物館とかいってるコンサルがいて市町村の地域活性化担当者が乗せられていますが、はっきり言って京都のように本当に「犬も歩けば史跡に当たる」ところならわかりますし、きっと京都をモデルに話しているのでしょうが田んぼや畑、山林ばかりのところで美術館と言ってもちょっと違うんじゃない?と言いたくなります。自然の美術館とか何とか理屈はつけても無理はあります。

 京都、あらためてこのまちの面白さを旧盆の一人歩きで感じました。