脳を目一杯使っている時はイメージがどんどん広がっていきますがPCから離れふっと外に出ると一輪の花にこころ和み、からだがすーっとほぐれます。この感覚がそのままITと大地だと感じます。都市にも今は自然は豊かにあるようになりましたが、大地には全く違った身体ごと大自然のダイナミズムがあります。からだひとつがちっぽけな存在と感じる大地からITを見ると人間のための使い方を間違わないのでは。IT政策をすすめる上で大事にしている仮説です。

 逆にITから自然を見て行くとついついうわべの現象に追われやすいとおもいます。そのうわべを追っかけ、さも良さそうに表現することはテレビが56年間もやってきたことなので、この轍は踏まないでやりましょう。新しい時代を創るこれからのIT活用のフィールドにはひと肌感覚がわかる人がどんどん主役になっていくでしょうね。