二人三脚CMは元々熊本ではじめたのが東京の教会通り商店街に波及していったとちょっと前に書きました。今日は熊本で一昨日にあんもちだご汁を作るプロデュースをしてくれた「すみっこの台所」オーナーの吉村明子さんと澤啓子さん、そしてわたしが加わり新しい二人三脚CMとメイキングを撮影していました。3人はNPOくまもと未来のメンバーです。あとでメールやツィッターを見てみるとほぼ同じ時間帯に杉並区の高橋明子さんのところに知り合いの音楽教室の方から二人三脚CMのお尋ねがあってどうも正式に作ってほしい旨の商談が舞い込んだみたいです。高橋さんも東京在住でありながらNPOくまもと未来のメンバーです。

 こうしてみると4人のNPOメンバーが結果的には二人三脚CMで動いているうちに、とうとう企画が売れ出したということになっていきました。企画そのものは熊本から杉並へまた熊本へと循環している間にどんどん充実しています。二つの地域で育てた企画がビジネスになっていったという事例になりそうです。

 高橋さんには随分前から(意識してないだろうけれど)状況は大きく動いてきているよ、と話していましたのでわたしとしては来たな、という感じです。が、高橋さんは相当驚いたようです。これからこういうことが次々と起こる状況にあります。「住民ディレクターの時代が来た」と昨年あたりからいっているのはひとつにはこういうことですが、まだまだこれからです。