Action Media をはじめるということでこの1月にエイヤッと買ったiphone。Macという認識はあったものの携帯はソフトバンクというのは頭になかったのです、しかし今からすぐにはじめることが肝心!と決断しました。恐らく行動範囲の中でつながらない中山間地があるだろうとは予測していました。そのひとつが実は東峰村でした。前回1泊でお邪魔したときに経験したのですが役場周辺は大丈夫だったと思っていました。が、今日は不調でした、

さて、とはいえ後悔はなく東峰村に行けばやっと携帯、メールから逃れられるというスッキリ感がありました。実際、つながると最近はついついツィッターなどを覗いてしまうのですが、つながらないと決まればその時間がゆっくりと使えるのです。当たり前のようでこの瞬間瞬間の時間の使い方に関しては「無い」ことで再発見できるともいえます。

本や週刊誌、漫画、ラジオ、ウォークマン、携帯、・・・、次々といろんなものが出てきてはぼんやり過ごす時やボーっと考え事をする貴重な時間を失ってきたことも多いのです。良し悪しはそれぞれですが東峰村に行くと前回からその発見、再認識が確かにあります。イラストは東峰村の役場職員和田さんです。住民ディレクター活動の中心として3年余り動いてこられました。そして今、新しいステージに行くかどうか、の変節点にあります。和田さんは携帯は持ってますが携帯メールはされていないようです。そのひとつのことだけでとても感じが違うのですね。離れているときには和田さんの声を聞く回数が多いのです。普通なら移動中には携帯メールで用件を済ませますが和田さんは無いので電話をすることになります。その分ほかの人とは違って声を聞いて話すことが多くなるのでダイレクトな会話が多いということです。

何でもないことのようですが、一人一人との関係でどのように連絡し合っていて、どのように付き合っているかが特にITを使った仕組みや交流事業を考えるとき、大事な要素となることが多いです。今夜もそのことがどういう表現になっていくか、集中します。