熊本の民放での14年間と平成7年の秋に独立してテレビの手法を取り入れた地域活性化プロデュースを展開しての13年間、合わせて約27年間全国をよく歩きました。今でもリュックを担ぎ、両手にバッグをぶら下げ歩いています。主に住民ディレクター養成という手法で地域活性化をプロデュースする人材養成をサポートしてきました。

自分自身の中では有名、無名を問わずかなりの数のひとたちの顔が浮かびます。各地域の核になる方のお仲間まで見渡すと実に多士済々、百花繚乱の人間劇場が叙事詩的に見えてきます。ずっと以前からこの人間劇場を巨大舞台の上で俯瞰し、各々が交流しながら恊働できるようなメディアを創ろうと構想していました。次々と出てくる新たなソフト、メディアで可能性は広がってきました。しかしこちらが考えているのはそれらの次々と登場するソフトやメディア、ツールを次々と活用し手を変え品を変えて地域活性化を実践する人びとのネットワークの舞台です。

今回の新たなHPはその目的プラス地域活性化の具体的な事業をすすめるための舞台ともみています。何とか明日には見切り発車します。歩きながら次々と変容する生活と同時進行する新たなメディア。しかし、そのメディアもまた活用される道具に過ぎないのです。堂々巡りにならないように今からそちらのオープン前の最終準備に専念します。