安芸の宮島に行ってきました。写真は満潮の厳島神社ですが、船の上から撮影したものです。もともと厳島神社は海から参拝するように平清盛が作らせたものですが なるほど写真で見るのと実際に行ってみるのとでは大違い、この日は21時過ぎに船に乗りましたが、波の音と潮の香りがする中、厳かに鳥居をくぐり、古代から島そのものが神の島といわれた由縁がよくわかります。
 平清盛の前には古代勅許を受けてここを拓いた佐伯氏がいて、その前の神話の時代にはスサノオの剣から生まれたイチキシマヒメら3人の女神が祭られているようです。ガイドさんは天照大神の娘といっていたので???と思っていましたが、調べてみるとやはり間違いでスサノオ系です。
 平家衰退の後、随分たってから、毛利元就、豊臣秀吉なども崇敬した宮で天橋立、松島と並ぶ日本三景です。
 と書いていたら天橋立のある宮津市の方がここ安芸の宮島と連携を考えているとのこと、一足お先にお参りをしてきたような感じです。最近島に行くことが多いのですが、海からの光景は日本人には独特の感性がある感じがします。