東京は雨です。九州とは違ってまだ寒いですね。雨の中、梅や木蓮がきれいに咲いています。田舎に比べるとバックがごちゃごちゃしていますが、近づいて見ると花はとても元気なようです。「身体がカメラ」、近づくと花の元気がよく伝わってきます。まもなく四月ですが明日からはまたしばらく大移動が始まります。

 兵庫→京都→島根・隠岐の島→徳島→兵庫・大阪→熊本と今年3回目の熊本には月末にやっと戻ります。詳しい日程が事前に出せると各地の皆さんとお会いできるチャンスが作れるのですが中には公表できないものもありますので、難しいところです。今回は徳島は公開のイベントですのでもし、四国の方でお時間ある方はお立ち寄りください。四国総合通信局の記念イベントです。http://www.shikoku-bt.go.jp/press/2008press/200803/2008030602_1.html

 コンテンツについての座談会ですが、島根のケーブルテレビ中海テレビの高橋さんや昔「ズームイン!!朝!」でお仲間だった高松のオーエン、東さんらとご一緒します。私は高知県の黒潮町に継続的にお邪魔していましたが今回はそのご縁でうかがいます。

 映像コンテンツについては皆さんどこも苦労されていると思います。それはやっぱり素人で映像を作って見てもらうということの大変さにあまりにも楽観的すぎるからだと思います。私のほうでは最初から「番組はオマケ」といい続けているのはそのことを熟知しているからです。しかし、無理のない活動をしっかりと継続していければこのオマケの番組が美味しくなっていくのです。山江村はその最大のモデルですが、あとに続く全国15地域ではまだまだその域に入るには「住民」、「地域」、「活動」、「ビジネス」、などの捉え方が甘い、というより的を得てないと思います。四国ではこの辺の話をしてみたいと考えています。

 コンテンツの生み出し方と生かし方、途中はなんとでもなるのですが、入り口と出口を間違えるケースがあまりにも多いと感じています。映像コンテンツの花は咲いても見せる方法がうまくいってないのですね。この木蓮だって東京の片隅に咲いているのですが、私をはじめ、目にする人はいっぱいいるのです。