リニア・鉄道館に展示される2種の300系 | コントレイル

それではメインの車両展示を見ていきましょう。

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まずは300系。早くも博物館収蔵のこの車両。リニア鉄道館では2種が展示されています。

将来はどっちかのスペースに700系を置くのかな。

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300系3次車である、323形20番台。俗に言うと300系0番台。

東海道に残る0系の置き換え目的で1994年に製造されたグループです。

ちなみに製造3次車からプラグドアは廃止され、通常の引き戸へ仕様変更されてます。

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J21編成博多方1号車として1994年から2008年の運用離脱までの14年間、

のぞみ・ひかり・
こだまとして運用され、本系列の汎用性の高さが伺えます。

初期編成につき乗り心地改良工事が施行されなかった関係で、晩年はこだまメインの運用となりました。

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お隣が量産先行型の323形9001番台、俗に言うと300系9000番台です。

量産先行型らしく、形状や各部の細かい仕上げ方法が量産型と異なり、量産型との間違い探しが面白いですね。

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J0編成改めJ1編成は1990年に製造。長期走行試験の後、量産化改造を施されJ1編成へ改編。

搭載トランスポンダの関係上、のぞみ運用は東海道区間に限られていたようです。

2000年に早々と営業運用を退き、2005年まで試験車両として運用されました。

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量産型の車内に入ってみましょう。

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車内はほぼ現役当時のままですね。

つい最近まで現役車両だったので、今にも走り出しそうな雰囲気です。

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一方のJ1。こちらも車内に入れます。

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営業運用から退いて久しいのか、車内は何となく埃の匂いが漂います。

やっぱり車内も量産型と比べると、随分雰囲気が異なりますね。