この戦争には絶対勝つ | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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ジジイとは言え一応は戦後の生まれだから、戦争中の日常生活がどんなものかは知らない。
知らないのに、ウイルスとの戦いが激化している最近の世相や自分の生活が、戦いが徐々に激しくなっていった当時と似ているのではと思えてくる。

モノ不足、様々な行事や集会の自粛、戦争に絡んだ報道ばかりのマスコミ、そして、この状態がいつ終わるのか、もっと厳しくなるのかが見えない不安など似ているのではないか。

私自身、週に3回ほど通っていた市の体育館での軽い運動はまったく行っていないし、同世代の趣味の集まりも中止したままで再開の目途も立たない。
とはいえ、現役世代の人たちの大変さを思えば贅沢は言えない。

外出は極力減らし、帰った時の手洗いやアルコールでの消毒もマメにやって感染を防ぎ、人様に迷惑を掛けないことが高齢者の務めだと思っている。
ウイルスとの戦いはイデオロギーや世代などとは関係なく全員で立ち向かうべきなのだ。

それにしても、この戦いがこれほど長引くとは思わなかった。

感染者数は当初はごく低い水準を維持していたから、桜が咲くころには先が見えると考えたが3月に入ると逆に増加し始めた。それも一時期でこんどこそピークが見えたと思ったら再び増加に転じ、今度は前のピークを越えてきたのである。

大東亜戦争の序盤で勝利を重ねるのを見て、不自由な生活もそう長く続かないと思った当時の国民もこんな感じだったのだろうか。

いま日本はウイルスとの戦いを勝利のうちに終息に向かわせられるか、多くの犠牲者を出すさらに長く厳しい戦いを余儀なくされるか瀬戸際に立っている。
安倍総理の言うとおり、”ぎりぎり持ちこたえている”状態なのである。

とはいえ、世界と比べれば日本は圧倒的に頑張っている。
『仲田洋美 がんと遺伝子の専門医』さんがリツイートした世界的経済学者ポール・クルーグマン氏のツイッターから引用させていただいた。


(from the Financial Times)
https://twitter.com/paulkrugman/status/1244224063700176897/photo/1

縦軸(感染者数)が対数だから、線の角度が立っているほど感染拡大のスピードが高く、完全に横ばいになったら新規感染者ゼロの状態が続いている(終息)ことになる。
米国(US)や英国(UK)など、欧米各国がかなり深刻な状況だと分かる。

感染者数が低く抑えられている日本も角度は小さいとはいえ、まだ右上がりの状態が続いている。ほぼ横ばいになったと思ったらまた増加に転じており、いまが終息に向かうか爆発的に感染が拡大するかどうかの瀬戸際なのである。

それでも、日本がシンガポールや香港などと共に際立って頑張っていることは明らかだ。

グラフに書き込まれた日本に対するコメントは strong social norms around civil obedience and mask wearing(市民の服従に関する強い社会規範とマスク着用)となっている。

表現はともかく、日本人の特質の一面を言い当てている。

BCG(結核ワクチン)の接種率の違い(世界の大半は制度化されているのに対し欧米は低い)や医療制度・環境の差なども関係ありそうだが、強制されなくても自粛に協力する清潔好きな日本人の特質が大きく貢献しているのだろう。

政府は専門家会議の見解を重視しつつ、政治的な判断を加えてきた。多くの国民や自治体がその方針に従って行動してきたから、ギリギリで踏みとどまることができている。
ここで、気を緩めてしまっては、多くの犠牲者を出すことになる。

私の両親は先の大戦が激しさを増していた昭和18年の秋に結婚したが、父はすぐに二度目の応召で入隊した。
留守宅を守る母は何度も空襲を経験し、ついには家を焼かれて実家に身を寄せたそうだ。

戦後の食糧難、住宅難の中で私が生まれ、世の中が落ち着くまでの苦労は大変なものだったようだ。戦争が長引き、そして負けたことで、日本中の人が同様な苦労を強いられた。
今度こそ、負けるわけにはいかないのである。

(以上)
 

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