陛下と総理 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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安倍晋三応援ブログです。
やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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安倍総理が万歳三唱をしたとき天皇陛下に笑顔がなかったのは、政治利用する安倍への抗議だという手合いがいる。中には、お顔に驚愕と怒りがこみ上げていたと断言する者までいる。
例えばこんな調子だ。


https://twitter.com/Seisu_Ken/status/1187270420715565056

言葉遣いに敬意が感じられないことで皇室に対するスタンスが見えてくる
安倍批判をしたいがために皇室を政治利用しながら、アベが政治利用していると言う。
例によって、自分はいいがお前はダメのダブルスタンダードなのである。

それはともかくとしても、このような厳粛な場で陛下が笑顔を見せられるはずがない
お出かけ先で国民の歓迎に応えられるのとはわけが違うのだ。

しかし、類は友を呼ぶ。
これに呼応して、こんなコメントもぶら下がっている。


https://twitter.com/ESPRIMO7/status/1187292773625417728

他にも様ざまな人のコメントを見たが、上皇陛下や天皇陛下に敬意を示す人もいるが、「陛下」や「殿下」を付けない人が多く、「上皇明仁」と呼び捨てのツイートもあった。

また、大村知事が即位礼正殿の儀に出席したことを批判するツイートに対し、「大村知事支持、ここまで(批判)されると天皇をそこまで敬わないと行けないの?って逆に思う」本音が出ているのもある。

皇室を安倍批判のために利用しているのである。
気分が悪くなるだけだからツイッターでこの界隈にはほとんど踏み込んだことはないが、私のタイムラインとは別世界が広がっていた。

上皇陛下も天皇陛下もお出かけされた先で歓迎の人たちに笑顔を向けてくださるが、総理大臣に公の場で同じような笑顔で接するのは逆に不自然だろう。
まして、即位礼正殿の儀という非常に厳粛な場面なのだ。

もちろん、安倍総理に笑顔をお見せになる時もある。
上記のコメントに対し、次のような写真付きの反論ツイートがある。


https://twitter.com/sin007777/status/1187328220632207360

私には陛下が何か話されたから安倍総理も笑顔になっているように見える。
もっとも、上皇陛下の前で笑顔の安倍総理はあまり見たことがない。
また、こんな写真もある。



笑顔の陛下が安倍総理の目を見ながら何か話され、安倍総理はかしこまった感じて聞いている。
そして、安倍総理が上皇陛下と向き合う時はこんな表情になる。



この写真は前にもご紹介したが、安倍総理は少年のようなまなざしで陛下のお言葉を聞いている。

総理大臣として様々な場で見せる表情とは全く違う。

上皇陛下に対する気持ちがその表情に表れているようである。


そして、即位された天皇陛下が安倍総理に笑顔を向けたことがないなどというのも全くの嘘だ。
例えば、安倍総理の内奏を初めて受けられた時も穏やかな笑顔を向けられている。



天皇陛下が即位後初の「内奏」 総理が内外情勢報告(19/05/14)

 

安倍総理は今年になってから天皇陛下(当時は皇太子)に数度にわたり東宮御所で元号の選定やご即位に関すること、さらには内外の情勢についてご説明している。
そういう経過があるから、天皇として初めての内奏でも穏やかな笑顔を見せられたのだ。

さて、天皇陛下は即位礼正殿の儀で次のようにお言葉を述べられた。

即位礼正殿の儀の天皇陛下のおことば(令和元年10月22日)
 さきに,日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い,即位を内外に宣明いたします。

上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間,常に国民の幸せと世界の平和を願われ,いかなる時も国民と苦楽を共にされながら,その御み心を御自身のお姿でお示しになってきたことに,改めて深く思いを致し,ここに,国民の幸せと世界の平和を常に願い,国民に寄り添いながら,憲法にのっとり,日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。

国民の叡智とたゆみない努力によって,我が国が一層の発展を遂げ,国際社会の友好と平和,人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。

https://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/60#199

このお言葉を微動もせずに拝聴した安倍総理は次のように寿詞(よごと)を述べ、続いて万歳三唱を行った。


「謹んで申し上げます。
 天皇陛下におかれましては、本日ここにめでたく『即位礼正殿の儀』を挙行され、即位を内外に宣明されました。一同こぞって心からお慶(よろこ)び申し上げます。
 ただいま、天皇陛下から、上皇陛下の歩みに深く思いを致され、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、日本国憲法にのっとり、象徴としての責務を果たされるとのお考えと、我が国が一層発展し、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを願われるお気持ちを伺い、深く感銘を受けるとともに、敬愛の念を今一度新たにいたしました。
 私たち国民一同は、天皇陛下を日本国及び日本国民統合の象徴と仰ぎ、心を新たに、平和で、希望に満ちあふれ、誇りある日本の輝かしい未来、人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ時代を創り上げていくため、最善の努力を尽くしてまいります。
 ここに、令和の代(よ)の平安と天皇陛下の弥栄(いやさか)をお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。」

http://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/201910/22sokuirei.html

お言葉と寿詞が見事にシンクロしているではないか。
やはり、あっち界隈の人たちの願望を込めた妄想は現実とかけ離れている

(以上)
 

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