ブログを書く理由 投書をする理由 | 猫の遠ぼえ『次の世代に残したい日本』

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やっと明るい未来を語る政治家が総理大臣になりました。しかし、闘いはまだまだこれから。子や孫が希望を持てる国になることを願うおやじです。

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ブログを書き始めてもう5年以上になるが、余程のことがなければ毎日更新してきた。毎日書く一番の理由は、間があくと人気ブログランキングが下がるからだ(笑)。更新が少なくてもランキングがずっと上のブログもたくさんあるが、これは実力だから仕方がない。

また、これまで続けてきたことを「ここで切らしたくない」という意地みたいなものが気持ちのどこかにある。そして、こんなブログでも毎日のように訪問してくださる方がおられ、コメントや「いいね」などの反響があることも毎日書き続ける大きな励みになっている。

基本は思い付きを好きに書いているのだが、自分自身が感じたことや実際に経験したことを盛り込むように心掛けている。どこかで読んだり聞いたことを自分の考えのように述べたり、実現性の乏しい理想論は避けたいと思っている。

なぜこんなことを書きだしたのかというと、今朝の毎日新聞の投稿欄に私と同年代の、どう見ても「投書マニア」と思える人のこんな投稿を見つけたからだ。


みんなの広場:安倍首相のやじは国民軽視だ=理容師・服部直記・68
毎日新聞 2015年08月28日 東京朝刊

 (鳥取県米子市)

 その傲慢な態度に憤慨している国民は多いのではないだろうか。安倍晋三首相のことである。

 参院平和安全法制特別委員会の安全保障関連法案審議で、中谷元防衛相が他国軍の後方支援に関する二つの政府見解を混同して答弁したことを追及する民主党の蓮舫議員に対し、「まあいいじゃん。そういうことは」とやじを飛ばしたのだ。鴻池祥肇委員長から自席での発言を控えるよう注意されて撤回したが、「またか」という思いだ。

 安倍首相は衆院での法案審議でも民主党の辻元清美議員に「早く質問しろよ」とやじを飛ばして謝罪している。人の話を静かに聴くのはごく当たり前のことで小学生でも分かる。安倍首相のこのような態度は国会軽視、つまり国民を侮っていることに他ならない。自分一人が特別偉いと思い込んでいる姿勢が私には見え見えだ。謙虚な姿勢を示してこそ、国民から敬われるのだ。それでも秋の自民党総裁選で再選される見通しというが……。
http://mainichi.jp/shimen/news/20150828ddm005070013000c.html


毎日新聞への投書なのに、出だしから朝日新聞の天声人語か社説そのままだ。その後も教科書通りの起承転結があり、書き方としては見事だ。毎日新聞に投書として採用されるには何文字にしたらいいか、どんなテーマなら採用されやすいか、よく分かっているような書きぶりである。

しかし、書かれていることはまるでどこかの反日新聞のコピーのようで、米子市の理容師さんならではの視点も提案もない。最後の「謙虚な姿勢を示してこそ、国民から敬われるのだ」に至っては、書いている本人もそんなことは思っていないだろう。

同じように自分の主張を文章にするものとしてこんな文章だけは書きたくないものだ。
この人はきっと他にもあちこち投書しているはずだと思い、ネットで探してみると、1年前の毎日新聞に次のような投稿をしていた。やはり、投稿大好き人間だったのだ。


男の気持ち:投稿大好き 鳥取県米子市・服部直記(理容師・67歳)
毎日新聞 2014年09月14日 大阪朝刊

 投稿が大好きだ。趣味の一つで、中学1年の時から、雑誌や新聞に投稿するようになった。

 自分が書いたものが活字になり、それを確認した時の喜びはなんともいえないものがある。「投稿歴20年」のタイトルで、7月に掲載された女性の掲載率は7割という。すごい採用率だと思う。同じ投稿者として畏敬(いけい)の念を抱く。私は3割。ボツの方が多い。それでもやめることはできない。採用された時の喜びは何度味わってもうれしいものだ。

 生きていく活力源になっているといってよい。私はパソコンではない。エンピツと消しゴム、それに辞書を手元に置き、小さな折り畳み式の机の上で、原稿用紙のマス目を埋めている。

 日々、なにかと考えることがある。一理容師として、喜怒哀楽をつづっている。

 昨今はちょっとした投稿ブームである。周りにも、何人かの知人や友人が投稿をしている。ボツになっても、自分の思いを書いた投稿が係の人に読んでもらえたと納得するようにしている。できれば採用になって、不特定多数の人に読んでもらいたいのが本音だが……。

 投稿のネタはいくらでもある。気がついたことはノートにメモする。日常のちょっとしたことがヒントになる。7割は夢のまた夢の掲載率である。目標の数字ができたと思っている。
http://mainichi.jp/area/news/20140914ddn013070041000c.html


こちらのほうは自分の気持ちを素直に書いているので共感を覚える。私だって、今日の記事は良かったとコメントをいただくとすごくうれしい。特に最近はコメント欄が賑わっていて、これもまたありがたい。

さて、自分のことはともかく、この投書子の他の投稿を見ても政治的なことは見かけなかった。つまり、アンチ安倍でも活動家でもなく、書くことが好きな理容師さんが、その時その時に感じたことを投稿しているようだ。上記の投書は掲載率を上げるための努力の結晶なのである。

もっとも、掲載率が3割とか7割とかいうことは、投書欄は常連さんが幅を利かせているということになる。テレビの街頭インタビューに同じ人物が繰り返し出てくるという指摘があるが、手抜きなのか印象操作のためのやらせなのか、どちらにしてもいい加減なものだ。

「安倍首相のやじは国民軽視だ」の投書は、毎日新聞のみんなの広場への掲載を目指して受け入れられそうな文章を練り上げた結果だった。そして、毎日新聞に限らず、反日新聞はそういう投書を選んで社論の代弁をさせているのである。

そう考えると投書のように掲載先の意向など気にせずに自分のスタイルで好きに書け、コメントという直接的な反響もいただけるブログの方が私には向いている。掲載率も100%だ。
自分は自分のペースでこれからも書き続けていきたいと思う。

(以上)

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