母 vs 妻 | みやびあきら日々(妻の死と息子と高齢の母)

みやびあきら日々(妻の死と息子と高齢の母)

過去に浮気をやらかしてしまったシタ夫
再構築に努め20年が過ぎた頃に妻が癌で亡くなりました。
反省し続けた20年間の心情変化や気づいた事、妻を失ってもまだ妻を思い続けている思いなどを吐き出してます。


年賀状はもう片付きましたか?
みやびあきらです。

この土日は年賀状制作を理由に妻が泊りで帰って来てました。
息子も、修学旅行のお土産を渡すということで、土曜のみ帰ってきました。

私と息子を会わせる事に慎重だった妻も、
既に出席日数が割り込んでおり、修学旅行以後まったく登校しようとしない息子の現状から、
私と会っても会わなくてもどうせ月曜も登校できないであろうからと、
開き直っての事の様です。

土曜の夜は、息子は町のクラブチームの練習の方へ行き、そのまま妻実家に戻りました。

土曜は主に大掃除(カーテン、ガラス戸、トイレ)で過ごし、
日曜は朝から年賀状のリストチェックと、図柄作成です。
(図柄は市販の年賀状素材を元に、私がフォトショで手を加え、半オリジナル図柄を作成します)

そして日曜の午前中の事・・・

朝食を終えた後の台所の片付けの時、
(さすがに妻が居ますから、妻と母が片付けをしていた)
私は年賀状の図柄作成の為、二階の自室で作業をしていたのですが・・・
妻がなかなか上がってこない?
しばらくは、仕事の電話等もありもくもくと作業と仕事をこなしていると・・・
泣きはらした顔の妻が2階の自室に入って来て、
「もう帰る!」と息巻いています・・・

ありゃりゃ・・・
こりゃ、母と何かやりあったな?と思い、色々と話を聞いてみると・・・
主に息子の事で母から色々と言われたみたい。

内容を聞くと・・・
今年の2月以降息子の調子がおかしくなり、病院に連れていく事になったが日を追うごとに状況は悪化し、
以前は週に1日・・・しかも午前中の1~2限目に出席出来ない程度の不登校だったのが、
今や週に1日登校できれば良い方・・・と、状況は悪化の一途である。
認知症の父の事があり別居となったが、これは息子の心の病気の事を考慮しての別居で、
妻実家に戻って状況が改善されたか?と言えば、まったく改善には至っていない。

この結果、妻・息子がみやび家に戻ってくる目途はまったく立っていない。

半年改善が見られないのなら、セカンドオピニオン?も利用してでも
他の先生にあたるとか、他の病院に変えてみるとか、そういう事を行っても良いんじゃないか?

(裏を返せば母は、状況が悪化する一方なのに一つの病院に任せきりなのはいかがなものか?と言っていたみたい)

こういわれて妻は、状況改善の努力を怠っていると叱られてると受け取った様です。

私のいない処で、母もついキツイ事を言ってしまったものと思われる・・・

しかし・・・この別居生活の2ヶ月半、みごとにみやび家をほったらかしにし、
息子が、息子の様子が!と言いみやび家に寄り付かなかった割には・・・
息子の状況はますます悪くなっているし・・・
その結果、みやび家からの妻に対する不信感?も募るばかりで、母の言う事は正直ごもっとも!と言う感じ・・・

妻が感情的に色々と言ってくるので、それはこういう事だよ!と
一つ一つ母が言った事を背景からも含め説明し、かみ砕いて解説したが・・・
結局はみやびも妻が悪いと思っているんだろう!と私にまでキレられた。

いや・・・妻を否定した訳では無く、母の立場を理解すればそう言ってしまう事は理解できるだろう?
でも、いつも息子と一緒にいる者にしかわからない苦労や事情があるのだから、
母の立場や状況を理解したうえで、現状はこうだと伝えたら良いんじゃないか?という意味だったんだけど・・・
まず相手を理解しなければ、こちらの言い分も通せないでしょ?
肯定しろと言うわけでなく理解しろ!と言ってるんですけどね。

で、結局は※エネ夫※扱いされそうに・・・
(エネ夫とは、エネミー〈敵〉夫の意味。主に妻から見て義親と結託して妻を貶める夫を指す)
そしたら出るわ出るわ・・妻の私に対する不満!
もうこれでもか!ってぐらい出てきましたわ・・・

まず、私(みやび)の料理!
私が料理をすると父も母も美味しいと絶賛するが、妻の料理は美味しいと褒められることは少なく、
時によっては、あからさまに残される事もある。
妻は料理を作るのが好きではなく、旦那の料理ばかり褒められるのがプレッシャーで嫌だった!とか、
前にも書いたけど、みやびは洗濯物やアイロンを積極的に手伝うが、両親に見られた時は気まずいとか。
みやびが掃除を手伝うのもそう。

やっと夕食の片付けが終わったと思ったら、みやびが帰ってきたからと、また食卓に呼び出されて、
夜に色々溜まっている仕事や片付けが進まない事とか・・・
色々と馴染まない生活リズムや価値観の違いによるストレスを言われまくりました・・・

orz.....家事手伝いマメに行う夫!俺めっちゃ妻ちゃんに協力的~!とホルホルしてたのが完全に裏目・・・

それと・・・みやび親のご機嫌の取り方を伝授したつもりが、結局は妻の価値観に反する為常に平行線。
(昭和一桁の両親は、夫を一人でレンチン飯食わせる事を最も嫌う。洗い物より夫の夕食に付き合う方が機嫌が良い)
そして間を埋めるべくと、みやびが立ち回った結果、さらに妻を追い込んでいた事も多々あったって事みたい?


それと・・・妻は妻実家生活でだいぶ楽をしているモノとばかり思っていたけど、
話を聞くとそうではありませんでした。

息子が心の病気だから、息子にキツイことは言えないと、妻両親も息子には腫れ物を触る様に接し、
そのぶん反動で、妻は息子の躾がなってないと小言を言われ続けて疲れている様だった。
そして実家と言えど、本来の生活拠点ではないからだいぶ気を使っている事。
特に、平日親に息子の様子を監視してもらている手前、休みの日は両親に気晴らしに出かけてもらう様にしており、
息子の様子がおかしい状態だと、息子一人置いて出てくるわけにはいかず・・・
(2度ほどふらーっと出かけて、自殺未遂?的な踏切立ち入りとかで警察に保護されたりしている)
そういった事情から実家を空ける事が出来なかったんだって。

妻もいっぱいいっぱいだったみたい。

だったら何故みやびに相談しない?頼らない?って聞くと、
どう考えても、
認知症の父、骨折しリハビリ中のヒス気味の母、そして別居により家事を一手にこなしているみやびの方が大変だから、
負担をかけられなくて相談出来なかったと。

なんだよ・・・それ!

一応、みやびは妻にビシっと伝えましたよ!

家事は苦じゃない!父の面倒も、自分がやりたいと思って行ってることだから苦じゃない!
みやびが苦なのは、妻や息子との距離や壁!
ましてや妻に頼られない!相談されない事こそが、みやびの一番の苦だ!って事を。

妻は最後には、早くみやび家に戻りたい!と泣いていました。
みやび母は苦手だけど、こっちの家の方が妻実家より数倍落ち着くし楽なんだそうです。

そうこうしてるところに、母が妻にお土産を買ってきて、
「責めてるわけじゃないのよ!言い方キツくなってゴメンね!」と妻に渡しに来ましたよ。

・・・う~ん・・・、母がヒスで嫁イビリ気味なのかも?と思っていたけど・・・
妻よもっと大人になれよ?って言う方が正しいのかも?



あと、やっと息子のカウンセリングの先生とコンタクトを取ってもらえるようになりました。

これで、なんとか状況は改善に向かってくれるのかな?