今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(全48回)が終わった。
まずタイトルがロゴも含め軽すぎて拒絶反応を起こして観る気になれなかった。
が、乃木坂46の久保史緒里が、信長の娘、五徳役で出演したので、それだけ観ることにした。
するとオープニングや音楽がなかなか良かった!
が、松本潤の家康や家臣団がイケメン過ぎるなー、神の君って何様や!と思ったり。
どうしても関西人で西軍贔屓なので家康は敵みたいな感情があるので印象は悪かった。
現代のホームドラマやコントみたいな演出も重厚な大河ドラマファンとしては、受け入れがたかった。
しかし、なぜか不思議とドラマにハマってしまったのだ。
一般的な先入観を裏切り、悪人として認識されていた人物を善人にしたり、近年、せっかく評価されてきた明智光秀をクソ野郎として描いたり予定調和をぶっ壊しまくりだったのだ。
お市と茶々を同じ北川景子が演じ、なかなかの名演を魅せてくれた。
泣ける演出も多く最後も思い切り盛り上がったのだが、まさかのファンタジー的な結末。
最初の方を観てたら感動したかもしれないが観てないからシラーとしてしまった。
総集編で改めて神の君の若い時のエピソードを学習したい。