映画「ゾッキ」 | Growing Wings

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淡路島在住、諸星アキラのブログ

2021年4月公開の映画「ゾッキ」を観た。
「ゾッキ」とは、古本市場の業界用語で「寄せ集め」の意味。
監督は、俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工の3人で、それぞれが監督した短編をシンクロさせて寄せ集めた映画。
原作は、大橋裕之の漫画という事だが読んだことは無い。
レンタルビデオ屋で働く伊藤、その隣人で自転車であてのない旅に出る藤村、たった一人の友人との友情を壊したくなくてパンティを手に入れようとする高校生牧田、他人の嫁と失踪した父と幼い頃に忍び込んだ高校で不思議な経験をする少年マサル、冒頭に登場した前島りょうこが最後に再登場する。
解説では、「やがてまさかの感動のフィナーレへと突き進んでいく! ?」と書いているが、感動なんかない。
エピソード的に濃いのは、牧田と友人伴の話。
ええっ!みたいなキャラは、南沙良と松井玲奈の演じた役。
あと松田龍平、親父にソックリになっている。國村隼も感慨深かったのではないか。