札幌の勇者の祝祭で共演した稲葉圭昭(いなばよしあき)さんと、内谷正文さんの映画をアマゾンプライムでみた。
プライムの検索で「日本で一番悪いやつら」
「まっ白の闇」
の文字を入れると出てきます。(各
400円)★稲葉圭昭(いなば よしあき)(もと警察の刑事で薬物や拳銃スキャンダルを起こし、映画原作者「日本で一番悪いやつら」原作「 恥さらし」著者)
この映画は綾野剛主演で大ヒットし、アメリカでも500万ドルのヒット作となる。
予告編
脚本や心理描写もよくできていて、極上のエンターテイメントに仕上がっている。
実際本人に会ってみると、控えめで真面目な人である。
そんな稲葉さんが異質な世界に放りこまれ変容していくさまは、個人の力を超えた運命のようなものだろう。
自分の意志とはちがう状況に追い込まれるのは、誰もが経験している。
日常で「なんでこんなことになっちゃったの!」という自分を重ね合わせると、「あなたも稲葉さんだ!」。
★内谷正文監督による「まっ白の闇」の上映会告知。
薬物依存症の弟によって家族が崩壊し、和解していく物語。
稲葉さんのエンターテイメント映画とは正反対に、内谷の映画はリアリズムでできている。
実際ダルク(ドラッグ・アディクト・リハビリセンター)のメンバーが出てきて自分の人生を語り、家族がどのように翻弄され、立ち直っていくかが、生々しく描かれている。
堕ちていく過程と回復していく過程がリアルに描かれ、この映画は非常に画期的な救済になるだろう。
観るものを物語に引き込む脚本も、心理描写も、美しい画像もすばらしかった。
YouTube予告編
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