仙酔島合宿1日目@広島県 | New 天の邪鬼日記

New 天の邪鬼日記

小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。



2022年3月26日(土)仙酔島合宿1日目

帰国第一弾から濃ゆい濃ゆい2泊3日のAKIRA合宿である。
1泊2日の合宿でも参加者は深い絆で結ばれ、生涯の友となるのを何度も見てきたが、2泊3日になると、いったいどんなことが起きるのだろう?


11時ごろ広島県福山駅に着き、ハルと「尾道ラーメン一丁」を食らい、鞆(とも)の浦に向かう。
アニメ「崖の上のポニョ」の舞台になった鞆の浦は、瀬戸内海に浮かぶ仙酔島を望み、歴史ある町並みや石畳など、なぜかなつかしい気持ちにさせてくれる。



我々のホームとなる「大人の隠れ家 作右衛門」は古民家の黒い梁と黄色い土壁が美しい。
ん、なんだこの表札?


ナビゲーターのあっきー(佐藤彰典)とかずちゃんが満面の笑顔で迎えてくれる。
「今日から3日間、ここはAKIRA寓なので、太陽と月の表札を作らせてもらいました」
なんという「おもてなし力」。こいつらただ者ではない。


主催のかをる、旦那のあきおさん、写真のハル、映像のちゃるさん(佐藤範裕)、参加者9人、ゆき、さつき、みちほ&ゆうな母娘、コンちゃん、かおりん、ちえ、ミル、なーみーがここで会した。
参加するはずだったアリスと玉置ともや&おりえ夫妻は諸事情で魂参加となった。



宇野紀和子の動画「きゃべつものがたり」の編集をしたちゃるさんは、初対面から兄弟のようにうちとける。



映像作家のちゃるさんはサーファーであり、岐阜市の山で原始人のような生活を送っている。
「kawakita film」で検索するとたくさんの映像が見られるよ。
自己紹介のあと、2人1組で忍者屋敷のような家屋を探索する。
しかも片方が目隠しをして、片方が言葉で説明するというワークなのだ。
子供のころ廃墟に忍び込んだドキドキ感がある。
取手のない壁を押すと開いたり、床の間の板を持ち上げると階段が続いていたり、たくさんの演出がほどこされていてむっちゃ楽しい。



2階の会場にはAKIRA絵画Studyシリーズ20点、かをるが所蔵している作品が飾られている。

ミルがシンギングベルで場を清め、音開きする。
床に寝そべってリラックスして、美しい倍音に酔う。


それぞれが造花などを部屋に飾り、オリジナルな部屋に変えてゆく。


舞台演出を手掛けてきたかをるがさまざまなボディワークを用意している。
初対面でも体を使ったワークで心もほぐれ、自然と連帯感が生まれていく。


今回のAKIRAワークはストーリーテリングと「塞翁が馬」(自伝語り)である。
オレは「生きている人全員が人生という作品を創造するアーティスト」だと思っているので、みんなに「自己表現」のスキルを身につけてほしい。
 「自己表現」のスキルは舞台に立たずとも、あらゆる日常の出会いや仕事にも役立つ。
自分の人生を誇り、相手の人生を敬い、積極的に人と関わるためのスキルだ。
恥ずかしいとか、他人にどう思われるか、などのこざかしい自我を捨て、
「自分がどんなメッセージを届けるために生まれてきたのか」という、本来の自分をとりもどす。
まさに「生まれ変わり」が起こるだろう。


言葉で説明するより、体感した方が早いので、オレがインディアンの長老スーから知恵を授かるスエットロッジの場面を20分ほど演じる。



途中でスーの魂がオレにのり移り、迫真の舞台だった。
1、Hozho


3人ずつグループに分け、オレの書いた10分ほどの短編「ミタクオヤシン」、「ロベルト・クラベルト」、「ハブにかまれた男」の、役やセリフの担当を決めてもらう。


2日目に発表されるストーリーテリング は序章で、メインは3日目の「塞翁が馬」(自伝語り)である。
中国の故事「塞翁が馬」は災い転じて福となる物語で、ひとりひとりの人生で起こった災いが自分を成長させ、幸福につながったというエピソードを語ってもらう。



18:00〜腰を抜かすほど豪華な夕食だ。



瀬戸内海の美味、カキ鍋や鯛の刺身、昆布のしゃぶしゃぶなど、料理長が目の前で作ってくれる。


マジでミシュランレベルのグルメに感動した。

還暦を迎えるかをる夫妻
19:30〜AKIRAマンツーマンセッション(1人5分)


玄関の縁側に座り、オレはワインとタバコをいただきながら、セッションする。


話を聞けば聞くほど、ひとりひとりの人生がたくさんのドラマをもち、驚くほど豊かだ。




オレは早くも泥酔状態で、男性陣のコンちゃん、あきおさん、ちゃるさんと露天風呂に入る。
かをるやゆうなもなだれ込み、爆笑のひと時を過ごした。

コンちゃんと腹筋比べ。
※写真はハル、ちゃるさん、かをる、参加者のミックスです。

★今週のVログ


★2022年ライブスケジュール