Photo by Ryuya
picoは人気ブロガーであり、作家であり、ヨガのインストラクターであり、旅人であり、すばらしいダンサーでもある。
日本中から引っ張りだこの人気者なのに、AKIRAライブに自腹で入場料を払い、6年くらい踊り続けてきた。
さらに今回は初主催である。
オレは他人のライブを主催したことはないし、フロントマンであるpico自身がAKIRAライブを主催するってすごいことなのだ。
picoの人気の高さを物語るのは、AKIRAライブ参加者限定50名がたった4時間で満員。
追加15名も一瞬で埋まった。（会場側の希望で65名が限界）
しかも90％がAKIRAライブ未経験者で、長野、関東から夜行バス、九州から飛行機で来た人もいる。（チケットより、交通費の方が高いじゃん！）
2021年3月5日（金） 名古屋市「ボトムライン」にてPico初主催AKIRAライブ
「ボトムライン」は地下鉄の今池から徒歩３分だし、音もスタッフの対応もいい。
金曜の昼というのに全国から続々とpicoファンが集まってくる。
おお、なつかしいガン友ナホがいるではないか。
ナホは7年前に乳がんを宣告され、髪の毛が全部抜ける抗がん剤治療も受けてきた。
どんなにつらいときでも満面の笑顔で生きる喜びを伝えてくれるオレとピコの尊敬する師匠だ。
あらゆる治療を試した末、最近薬草治療によって乳がんがごそっってはがれたという。
胃がんの末期から復活したオレも驚いたが、ナホの快癒を喜びたい。
ライブはPicoのクリスタルボウルではじまった。
もし天国に音が響いているならきっとこのような音楽なんだろうな。
オーロラのように美しく、陶酔し、癒される。
picoの演出で、照明が暗転し、オレがマイクの前に立つ。
「ウォーーー！」の叫びとともにオレの歌とpicoの超絶ダンスがはじまる。
1 PUZZLE（舞：Pico）
あっけにとられる観客の息をつかせる間もなく、picoのテーマ曲であるダンスナンバーになだれ込む。
2 無条件の愛（舞：Pico）
ハイボクジャンケンではpicoの本やAKIRADVD、ポラロイドでpico＆AKIRAと撮影する権利（これ画期的！）が贈られた。
3 ハイボクノウタ
4 Hello my mom !
女性客がほとんどで、ここらへんからすすり泣きがもれはじめる。
5 家族（舞：Pico）
picoの舞はアップテンポだけじゃなく、スローバラードまで表現しちゃうところがすごいよな。
6 奇跡
9年前のがんの経験から、ディープな命の世界へ入っていく。
7 永遠じゃない歌
8 勇者の石
9 Destiny （舞：Pico）
10 名もなき命（舞：Pico）
11 コトバノナイフ（舞：Pico）
12 これはあなたの人生です（舞：Pico）
90％がAKIRAライブ初めてだけど、picoの勧めるものはいいものだという信頼関係があるから、ものすごい盛り上がりである。
休憩中もCDや本がバカ売れする。
13 愛することをやめないで（舞：Pico）
14 あなたは大切な人です
世界50ヵ国を旅する旅人仲間picoに捧げる。
15 旅立ちの歌（舞：Pico）
16 ワンダフル・ワールド
ここでシャンパンタワーの話をpicoがはじめたので、急きょ歌うことにした。
オレが譜面を探している間にpicoがMCしてくれるし、絶妙のコンビネーションである。
17 シャンパンタワー（舞：Pico）
picoのテーマでもある自愛テーマの歌だ。
18 hug yourself （舞：Pico）
19 ウレシパモシリ（舞：Pico）
アンコールはイスを壁ぎわによけて、ダンスパーティーとなる。
クラシックバレエをやってる小学生の女の子がキレキレのダンスで盛り上げてくれた。こいつは大物になるな。
20 MOVE MOVE MOVE
21 なんくるないさ
観客全員にpicoの踊る女神がのり移り、歓喜、歓喜の嵐である。
メディスンサークルを作り、みんながひとつになっていく。
22 えん
23 ありがとう
会場は涙と歓喜のるつぼと化し、絵画「Love is all」も売れた。
その夜、picoのもとに絶賛メールとまたやってくださいメールが殺到したという。
最後にpicoの文章を抜粋しておこう。
衝撃！！
きっとこの言葉が一番似合う
AKIRA 魂のミュージシャン
他に誰も真似などできぬ印象を与えて
終わったライブ
AKIRA？誰それ？でもぴこさんに会えるからいいや
そんな気持ちできた人は一曲目で異次元へ飛ばされただろう
これがAKIRAだ！！
AKIRA&PICO
二人の表現者がひとつの舞台に立つ
ものすごいケミストリー（以上抜粋）
いやはや、pico＆AKIRAは、足し算ではなく、何倍もの掛け算になるね。
picoのブログ
この伝説ライブを支えてくれたスーパースタッフにも感謝します。
スタッフ：くみ、あんず、えいこ、しげり。
写真：Ryuya。絵画レイアウト：鈴木彩乃。
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