8月19日(月)福井県敦賀市 さみどり保育園
2011年に法政大学の研究グループが「47都道府県の幸福度指数・ランキング」を調査した。
研究チームは、国民総生産(GNP)じゃなく、4部門合計約40の分野で幸福度をはかった。
「安全・安心」・・・刑法犯の認知数、1世帯当たりの貯蓄額、老人福祉費など
「労働・企業」・・・失業率の低さ、障害者雇用の高さ、離職率など
「生活・家族」・・・出生率、マイホーム所持率、保育所定員数など
「医療・健康」・・・平均寿命や病床充実度など
みんなも自分の県がどうか気になるだろうから、ランキングをあげておく。
1.福井 2.富山 3.石川 4.鳥取 5.佐賀 6.熊本 7.長野 8.島根 9.三重 10.新潟
11.滋賀 12.香川 13.岐阜 14.山梨 15.大分 16.山口 17.徳島 18.広島 19.山形 20.静岡
21.愛知 22.岩手 23.長崎 24.岡山 25.群馬 26.栃木 27.福島 28.愛媛 29.宮崎 30.茨城
31.奈良 32.和歌山 33.千葉 34.神奈川 35.鹿児島 36.宮城 37.秋田 38.東京 39.福岡 40.青森
41.沖縄 42.京都 43.北海道 44.埼玉 45.兵庫 46.高知 47.大阪
幸せな県ベスト3を福井県、富山県、石川県が独占している。
オレもなぜなのだろうと思っていたが、行ってみたらわかるのよ。
まず人の親切さにおどろいたね。
スーパーでバス停を聞くとそこまで連れて行ってくれたり、バスの運ちゃんに行き先を聞くと乗客がバスからおりて運公表を指さして教えてくれたり、通りすがりの人が神社でガイドまでしてくれるんだぜ。
4月にライブを主催マルちゃんは、今回オレの誕生日にライブを主催してくれた。
マルちゃんは敦賀市(つるがし)出身で、アロママッサージやカウンセリングを仕事にしている。娘のサクラが通う「さみどり保育園」が今日の会場だ。
園長先生の下野さんがむっちゃ素敵な人で、その思いやりにもびっくりした。
尾崎里見ねーやんのもとで習った紙芝居をマルコと愉快な仲間たちメンバーでおとどけする。紙芝居はママにお腹のなかにいる前のお話だ。
2歳から5歳までの園児が100人も集まってくれた。
100人の園児を前に紙芝居をするので大惨事になるかとおもいきや、みんな集中力がとぎれることなく最後まで聞いている。
紙芝居のあとはアキラミニミニライブだ。
ミニミニサイズの子供たちに「光りの子供たち」を歌いはじめるとなぜか大爆笑がおきる。オレの顔がそんなにおもろいか?
いやマンガのキャラクターが実写で動き出すようでおもしろいのだろうな。
1.光の子供たち
2.トゥルーストーリー
3.Hello my mom!
さてさて夜は大人の時間だ。
しかし幸せ県福井は子供も大人もいっしょに楽しんじゃう。子供が40人、大人が100人もの大盛況だというからうれしいねえ。
1.ウレシパモシリ
2.Traveling man
ハイボクジャンケンワーク
3.ハイボクノウタ
ホメサピエンスワーク
4.だいじょうぶマイフレンド
5.My life
割りばし切りワーク(山ちゃん)
6.Believe
7.きみを讃える歌
8.PUZZLE
9.Hello my mom!
10.家族
11.愛することをやめないで
12.まるちゃんのイメージング
13.ありがとう
今回はさまざまなワークがはいった。
尾崎里美ねーやんのところに通う京都の山ちゃんは、名刺で割りばしを100連続で切る宿題を今日達成したばかりだ。まず山ちゃんの模範演技を見せてもらい、観客の女性にもやってもらう。
オレも昨日100本切りを達成したばかりなのでアドバイスする。
「ほらこの割りばしはやわらかいバナナやで~、この名刺はよく切れる包丁やで~とイメージしてください」
観客の女性も3回目で見事ぶった切り、満場の拍手を受ける。
去年オレの誕生日に名古屋から日光へやってきてくれた魂の兄妹がプレゼントを持ってかけつけてくれた。
子供たちからもさまざまなプレゼントを受ける。みんな天才だね。
「おめでとう、おめでとう」と祝福されていると、ハイタッチのできない小さな女の子が股間にタッチした。ひえ~、つぎつぎと子供たちが祝福のチンタッチをしてくる。
最後はみんなで円になり、まるちゃんがイメージングをプレゼントしてくれる。
「目を閉じて、ゆっくり深呼吸してください。黄金色の草原とピンクの空を想い浮かべ、あなたはゴールドの光につつまれます。ゴールドの光はハートからあなたを包み、会場全体は光にあふていきます。今、会場はひとつになりました。みんなの光をアキラさんに届けましょう。
アキラさん、生きててくれてありがとう~!
アキラさん、出会ってくれてありがとう~!
アキラさん、愛してるよ~!
ありがとう~!」
観客全員が声を合わせて愛のバイブレーションのプレゼントだ。
オレはあふれる涙をとめられなかった。
まるちゃん、スタッフをやってくれたユウキ、ハルカ、ユカ、トモコ、山ちゃん、ハルナ、そして元気いっぱいな子供たち、ありがとうー!
※福井県グルメレポート
福井市といったら、ソースカツ丼発祥の「ヨーロッパ軒総本店」でしょう。
ドイツでの料理修行を終えた高畠増太郎さんは、大正2(1913)年に東京で開かれた料理発表会で創案のソースカツ丼を披露し、早稲田鶴巻町の自店で売り出した。今では3代目が店をつぎ、ヨーロッパ軒は19店舗に広がった。
日本じゅうにソースカツ丼はあれど、やはり総本店は別格に美味い。
「8ミリの薄さがベストのハーモニーを生む」という創始者の味を厳格に守り、エビフライまで8ミリだ。細かいパン粉と秘伝のタレとの調和はさすが王者の貫禄だ。アンチョビソースで食べるオーストリア風カツレツ「シュニッツェル」もすばらしい。
福井市で美味しい魚が食べたかったら「さかな厨房 汐彩」(しおさい)がおすすめだ。
入り口がスナックみたいで入りにくいが、その日水揚げされた越前地魚の料理と全国から集められた地酒は天下一品だ。刺身はもちろん、干しホタルイカ、ウニの塩漬け、サバの腹子など最高のつまみになる。