盛岡は今が紅葉のベストシーズンだ。
長い冬の訪れを前に木々たちが美しさを競う。
紅葉に負けないように、ネアリカワークショップも絶好調。
そしてついに運命の時はきた。
全国から寄せられたネアリカ作品約50点のなかから「ネアリカ大賞」が発表される。
2日間にわたって来場された観客がひとり一票を投じ、その合計から金、銀、銅賞が決まる。
「ではでは、表彰をおこないます」審査委員長のオレが言う。
結果の書かれた封筒をもつ手がふるえる。
今年はどのチームも質が高く力作が送られてきた。投票は僅差だったという。
「2012年、第四回全国ネアリカ大会。栄えある栄冠を手にしたのは次の方々です！」
ジャジャジャジャーン！
金賞、鹿児島チーム 有川陽子＆中村彩乃
作品名「鹿児島へおじゃったもんせ」=鹿児島へいらっしゃ～い！
銀賞、東京都 則武敦博（小学5年生）、作品名「牛」
銅賞、栃木県 川又和也
AKIRA賞、北海道帯広市 あがり框、作品名「框族（かぞく）」
特別賞、岩手県盛岡市 チーム岩手、作品名「祝っ手魂」
受賞作品はAKIRAライブの会場に並べられた。
美しいネアリカたちをバックにオレは歌う
１、 きみを讃える歌
２、 魂の本
３、 トゥルーストーリー
４、 ハイボクノウタ
５、 H（叡智）
６、 祝福の歌
７、 佐藤さんミニオペラ
８、 パズル
９、 The profession
１０、 ソウルメイト
１１、 Hello my mam!
１２、 家族
１３、 MOVE! MOVE! MOVE!（アンコール）
１４、 なんくるないさ（アンコール）
１５、 えん（アンコール）
１６、 ありがとう（アンコール）
ライブではしょうちゃん＆かおりちゃんのおにぎりやクッキーがふるまわれ、みんなが家族のようにつながった。
第四回ネアリカ大会は大盛況の大成功だった！
全国から作品を送ってくれたみんなありがとう。
毛糸の絆が世界をつなぎ、みんなの想いが虹色の未来を描いていく。
世界はひとつのネアリカだ。
人はみなちがう色彩をもっている。
ちがう色彩がとなり合い、美しいハーモニーをつむぎだす。
人間も、花も、鳥も、山も、大地も、オレたちひとりひとりがかけがえのない一本の毛糸であり、
世界を織り成す色彩なんだ。
もっと自由でいい、
もっともっと自分自身の美しさに気づいていくんだ。
全国からネアリカを送ってくれたアーティストたちよ、ありがとう。
きみたちがワークショップを主催して虹の輪をひろげてくれ。
盛岡まで足を運んでくれた参加者のみなさんありがとう。
来年はたぶん鹿児島か、沖縄になると思うので、また参加してください。
東北の仲間たちは、世界最高にあったかい!
主催をつとめてくれたコーゾー、ヨッシー、ゆうこりん、スタッフの可愛ちゃん、コセピー、くうちゃん、育ちゃん、ちえちゃん、応援団のヒロ、イデっち、ともちゃん、みんなのおかげですばらしいイベントができた。
きみたちは世界をつないだ。
オレたちは、虹の部族（Rainbow tribes）だ！
