アトリエの窓から荒野が広がる。ついにうちのとなりまで解体が終わった。
形あるものはいつか壊れていく。
破壊と創造。
宇宙は生まれ変わりつづけるためにこの絶対ルールを設定した。
宇宙の投影であるオレたちも物も同じルールで存在している。
もしこのルールがなければ、宇宙も地球も人類もとっくにひからびて消えているだろう。
すべてには意味がある。
こう考えると、今住んでいる家がなくなるから、否が応でも新しい一歩を踏み出さざるを得ない。
家族が教えてくれたメッセージをアルバム「家族」や著書「神の肉テオナナカトル」や絵画「Puzzle」シリーズで描ききり、
またあらたな地平線に立つ準備を与えられているのかもしれない
断片 Soul journey is never end