石垣島のヨウコがついに沖縄ライブの写真集をアップした。
トップページのネックレスはオレがいつもライブでしているお守りだ。なかには父親の遺骨、アシリレラさんからもらった琥珀、アマゾンのアマリンゴさんからもらったオウムの羽、メキシコのシャーマン・イネスからもらったカカオ、アメリカインディアン・デニス・バンクスからもらったイーグルの羽がはいっている。
すごいぞヨウコ！ 乳ガンを抱え、粉まみれでお菓子を焼きながら、膨大な写真を整理し、全国のみんなが見られるようにウエブにアップしてくれるヨウコは鉄人だ。ちょっとやそっとじゃ死なないだろう。
ヨウコからこんなメールがきた。
ところでね。
私の手術の時には、来て欲しいです！
まだ先だけど。
ほんとうの家族よりも、AKIRAさんたちに来て欲しいです！
いまからお願いしときますよーーー。（以上抜粋）
がってんだ！
手術室のまえで学ランを着て応援団長のコスプレでもしようかな。（たぶんうるさくて追い出されるだろう）
新潟ライブに３連ちゃんできてくれたはなびさん（４０歳女性）がすばらしい感想をよせてくれた。
はなびさんは、１６才で交通事故に遭い骨折十数箇所で７年間の闘病生活を送っていた。母親や弟を亡くし、ガンで食道と胃袋と胆嚢を摘出し、今度も事故の後遺症のため５度目の脊椎手術を受ける。
２日の打ち上げで、はなびさんの脊髄にオレが手を置いて祈っていると、アイコちゃんや何人かがオレの手の上に手を重ねて祈ってくれた。
人の想いは強い力をもっている。その力は憎しみにもつかえるし、尊いことにもつかえる。どちらにつかうかはその人間しだいだ。
５日の護念寺ライブでもはなびさんの脊椎手術へ「祈りの歌」を歌った。
いろんな苦しみを抱えている人たちのためにも、はなびさんの感想メールを抜粋しよう。
２ヶ月前「どん底からの出発」のチラシを月乃さんに頂いてから、AKIRAさんにお目にかかれることをとっても楽しみにしてました。
ナマラ缶詰カフェでのライブ会場でAKIRAさんを見てすぐ、瞳の奥深くに言い知れない優しさ感じ恥ずかしいほど目が釘付けになっちゃいました。
「痛いの痛いのとんでけ」
歌詞と私の人生が重なって子供の頃から今までがすごい速さで脳裏を駆け巡っていました。
歌と共にそれらの記憶が鮮明に蘇ってしまった。
痛いことだらけの人生でも そんな星の下に生まれちゃったからしょうがないね。
この先も運命を嘆かず受け入れて生きてく。
生きづらさや痛みを知る人たちとの運命の出逢いによって
少しづつ変わろうとしてる今の私を愛してあげたい。
痛いの痛いのとんでいけ 空の果てへとんでけー
AKIRAさんの歌声に深い優しさと強い強い愛を感じ、
まるでリアルに抱きしめられてるような錯覚の中で、生まれて初めての不思議な感覚に包まれていました。
知らず知らず訳もわからない涙がポロポロと流れ出し気付くと、目の前で歌っているはずのAKIRAさんを私の中に感じてました。
身体の中の全ての痛みが涙と一緒に流れ落ちて痛かった心が解き放たれたと感じ、至福の涙だったと知りました。
こんな涙は初めて。経験させてくれてありがとう。
「どん底からの出発 ライブ」
皆さんの強力な魂の叫びを浴び私の心は優しさで満ち溢れてました。
会場全体から伝わる温かい空気に 感動の涙 切ない涙 嬉しい涙 やさいしい笑顔がキラキラ。
その場にいる全ての人達がとても近い存在に思えひとりじゃないんだって胸が熱くなりました。
「護念寺 ライブ」
急遽決まったライブでしたが最高の儲けものでした。
たくさんのロウソクでデコレーションされたステージはとても神秘的で美しかった。
豪快な風格のご住職に目がテン。
江口さんとマリエちゃんのちょっと面白い司会ぶりに心が和み笑顔がこぼれっぱなしっでした。
危なっかしくってかわいいDAIGOクンがロウソクでやけどをしないかとハラハラしたり、引きこもりＣＪの笑顔にホッとし 周佐クンのやさしい声に癒され、アイコちゃんの囁くような歌声にうっとりして、大介さんとユウスケサンの作品を描く姿に希望を感じました。
「祈りの歌」は私にすごいパワーと愛をくれました。
AKIRAさんの歌全てが私のお守りとなるでしょう。（以上抜粋）
はなびさんの想いは自分自身を変え、まわりの人や世界を変えていくと思う。
想いは形になる。
今あるこの世界もオレたちの想いがつくりだしたものだ。
ならばこれからの世界もオレたちの想いがつくりだす。
これを読んだきみにもお願いだ。祈らなくていい、ほんの一瞬でいいから５度目の脊椎手術を受けるはなびさんを、乳ガンのヨウコを想ってくれ。
蝶の羽ばたきが運命を変える。
※ヨウコへの励ましのメールや写真の感想はミクシ のほうへお願いします。
※お菓子の注文は工房キビへメールしてください。 激ウマです。