イチローへの道 | New 天の邪鬼日記

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小説家、画家、ミュージシャンとして活躍するAKIRAの言葉が、君の人生を変える。

 野球世界一になったね。
 やっぱイチローすごい。あれだけ期待されて、確実に期待にこたえられるって本物の天才だな。サッカーの中田だって、歴史を塗り替えるほどの活躍はできない。
 「アジアに落ちる」の編集者Gがオリックス時代のイチローとインタビュー本をつくったの。何十時間もインタビューして、マブダチになった。
「ねえG、ふだんのイチローってどんなやつ?」
「ううん、そうねえ、ひと言でいうと中小企業の社長って感じ。けっこうひょうきんだけど、ものすごく責任感が強いの」
 ここ何試合かのイチロー見てもそれわかるわ。もっとワルなとこも見たいが、あれだけ世界中のファンの夢を背負ってちゃスポーツ選手の鑑になるしかないだろう。
 オレもいろんな人の想いを背負っているが、まだまだヒヨッコだね。死ぬまで悪ガキのままだろう。

 今日は春分の日なんで、妹と小学5年のリボジー&小学1年のシュボジーを連れて墓参りにいった。
 墓場で空手の「岩石割り」を特訓する。
 ちょっと薄めの石を見つけてきて、石の上で割る。これは手品のトリックのようなもんだが、人に見えないように割る瞬間石を1センチほど浮かせるのだ。石が下の石にぶつかって、まるで手刀で割ったように見えるのだ。
 やつらは夢中になり、墓場中からうすい石を拾ってきて割りつづける。
 おいおい、ひとんちの墓石のうえでやるなよ!
 また妹に「バカなことばっかり教えないで」と叱られてしまった。
0603シュボ四の字
 車内プロレス大会でシュボジーに4の地固めを決めるオレ。

 イチローへの道は遠い。