…つづき
そういえば、彼女はチョコザップにも入ろうとしていました。運動好きだっけ?
「体験行ったら楽しかったから入会する」←いつもこれ
「続かないと思うよ」←きっぱり
家が遠いので、私と同じ店舗を利用することはないと思うけど。
さて、
突然ですが、私はこの度市民ミュージカルに参加することにしたのです。
音楽系ボランティアで一緒だった人に「もっとお芝居やってみたら?」と紹介してもらった団体です。
年ごとに参加者を募集するスタイルで、5-6ヵ月かけて稽古をするのですが、仕事や家のこと体調ひっくるめて悩んだ末の決断でした。
このことを彼女に話した私も私なのですが…(はい、嫌な予感しますね)
「私はお芝居は無理~」(←誘ってないよ)
しかし、いつの間にか体験会に参加したそうで、
「すっごく楽しかった」「今までで一番やりたいことかも」
と彼女も参加することになりました。
誰でも参加できるミュージカルですが、稽古はかなり厳しいらしく、1時間に1回は演出家からカミナリが落ちるとか、泣き出す人もいるとか聞いているのだけど、彼女はおそらくそれを知らない。
彼女への興味とお節介と意地悪が入り混じった気持ちで、遠回しに彼女をつついてみました。
「大人数で歌ったり踊ったりより、お芝居する方が恥ずかしくない?」
「maximaさんだったら大丈夫だよ。」
(いやそうじゃなくって)「稽古、かなり厳しいって噂だけど…」
「厳しいの大歓迎。ちゃんと指導してくれたら自信が持てるようなるのかな。
それに今までのところと違って、全員スタートが一緒だから安心」
「私は●●さんの紹介だし、顔を潰してはいけないという思いが強くて」
「そっか、やりたくて参加するわけじゃないのね」
「いや、やりたいから参加するんだけど。
いきなり公演じゃなくて、まず基礎講座を受けようかとも考えてる(←誘導)」
「そうだね、私もこれから芝居の世界に行くかもしれないし、
その時はそういう講座にも参加したいな」(←誘導失敗)
「(お母さんのお世話もあるし)稽古に参加できない日も多いんじゃない?」
「全部出られる人なんていないから大丈夫だよ。
今のところ稽古日数思ったより少ないじゃん」
「つまりその分自主練しないといけないってことだよね」
「そっか、maximaさん忙しいから無理なのかぁ。残念だけど」
あぁ、なんか私が参加しない方向になっちゃった。
遠回しの技術ヘタクソか、私。
案内があった過去の公演ダイジェストも、彼女はきっと見てないでしょう。
役決めオーディションの時、彼女と控室で「緊張するねぇ」「歌、難しいね」って
わちゃわちゃ言ってた人達、過去にも参加していてバリバリ歌って踊ってました。
それにみなさん、活動時期以外の時は、ちゃんとスクールで歌やお芝居のレッスンをしていることも知りました。
全然スタート一緒じゃないよ。
「振付師のSNS見つけたけど、みんな普段から稽古しているんだね」
「どんな振り付けになるか楽しみ」
つづく…。